皆さんはスキンケアにレチノールを利用していますか?レチノールは近年注目を集める成分であり、シワや色素沈着の改善、肌のターンオーバー促進など、さまざまな効果が認められています。
しかし、レチノール製品を選ぶには慎重さが必要です。肌への刺激が強すぎる製品を選べば逆効果になることもありますし、成分の安定性が低い製品では、せっかくの効果も半減してしまいます。
今回は、高品質なレチノール製品をご紹介するとともに、選ぶ際の注意点についても詳しくお伝えします。それでは、皆さんの肌に一番合った製品は一体どれなのか、一緒に見ていきましょう。
全部買って自分で実験してみました。
ちなみに私の肌質と悩みは
・乾燥肌~敏感肌
・シミしわ
・毛穴の黒ずみ
です。
レチノール初心者におすすめ | 濃度・用途別3選【全て購入して試してみた】
レチノールのメリットを一覧でおさらいします。
- シワや茶色い斑点を減少させる。
- 肌の全体的な質感を向上させる。
- 皮脂の分泌をコントロールし、にきびに効果的。
- コラーゲン生成を刺激し、細胞のターンオーバーを促進。
- 太陽によるダメージを改善する。
- 色素沈着を抑制する。
とはいえ、注意が必要な点もあります。
- 肌への刺激が強く、適切な濃度の製品を選ばないとリスクがある。
- 成分が不安定で、日光や熱に弱い。
選ぶ際のポイントも簡単にご紹介します。
- 安定したフォーミュラの製品を選ぶ。
- 保湿成分が含まれているものが望ましい。
- 肌バリア機能をサポートする成分が含まれているものが良い。
これから詳しくご紹介していく製品では、これらのポイントを踏まえた上で、どれが一番おすすめなのかを評価しています。お楽しみに!
レチノール用途別3選
早速愛用のレチノールを紹介します。それぞれ全くタイプが違う3つです。
The Ordinary Retinol 1% in Squalane | Neutrogena Rapid Wrinkle Repair Retinol Moisturizer SPF30 | Yeouth Retinol Moisturizer eye cream | |
---|---|---|---|
ブランド | ジ・オーディナリー | ニュートロジーナ | ユース |
濃度 | 1% | 0.3% | 非公表(0.1~0.3%) |
テクスチャ | 液体(オイル) | クリーム | クリーム |
肌タイプ | 普通肌 | 乾燥肌 | 敏感肌 |
量 | 30ml | 29ml | 60ml |
おすすめ ポイント | 安価 | 日中も使用可 | 敏感肌 |
価格 | 2,000円 | 4,500円 | 3,295円 |
安価でおすすめ:ザ・オーディナリー レチノール1%inスクワラン
レチノールは高価な商品が多い中、「ザ・オーディナリー レチノール1%inスクワラン」は、コスパに優れた選択肢と言えます。
この製品はスクワランとホホバオイルをブレンドしているため、乾燥を抑制しながら効果を発揮します。3,000円以下で手に入るこのレチノールは、確かに経済的です。ただし、レチノール濃度が1%と比較的高めなので、スキンケア初心者には刺激が強すぎる可能性があります。
スポイトみたいになっているので使いやすいです。特に匂いもありません。量を沢山取り過ぎてしまうので加減が難しいですね。初めて使ったときは若干ピリピリする感じがあります。
使用してすぐよりも、24時間後くらいに経過したときに肌が突っ張る感じが強くなります。さらに24時間経過すると、肌の水分量が増したような感じががします。
1%レチノールはそれなりに強めですが、効果を感じるので継続するモチベーションにもなりますね。
The Ordinary Retinol 1% in Squalaneは、高濃度のレチノールを含むスキンケア製品です。この製品は、レチノールが含まれることにより、肌の弾力性を改善し、しわや細かいラインを減らすことができます。
また、この製品は、スクワランという成分を含むことにより、肌を柔らかくし、保湿効果を高めることができます。
The Ordinary Retinol 1% in Squalaneの使い方は、夜に化粧水の後に使用することです。使用前によく振ってから、数滴を手に取り、顔全体に優しくマッサージするように塗布します。
この製品は、高濃度のレチノールを含むため、初めて使用する場合は、低濃度のレチノール製品から始めることをお勧めします。また、この製品を使用する際には、紫外線対策をすることが重要です。
日中使用に最適:ニュートロジーナ ラピッドリンクルリペア レチノールモイスチャライザー SPF30
一般的にレチノールは夜用の製品が多いですが、この「ニュートロジーナ ラピッドリンクルリペア レチノールモイスチャライザー SPF30」は日中の使用にも適しています。
このレチノールにはSPF30の紫外線保護成分が含まれており、レチノールによる肌の紫外線への敏感化を防ぎます。
私は日中にレチノールを使用することは少ないですが、外出前に使用したい方にはこの製品が適しているでしょう。ただし、レチノール濃度が0.3%であること、合成香料が含まれている点を考慮して、敏感肌の人は注意が必要です。すこし匂いがしますが、嫌な感じではないです。
写真くらいの量で顔全体に使えます。マッサージをするような感じで顔につけて、クリームが無くなるまで塗り込むように使います。0.3%なので、目の周りなど皮膚が薄い場所につかっても荒れませんでした。
ニュートロジーナはヒリヒリ感もなかったので、結構使いやすい万能なレチノールだと思います。ただ値段が高いのがデメリットでしょうか。
エイジングケアに:Yeouth レチノールアイクリーム 60ml
「Yeouth レチノールアイクリーム」は、特に年齢による肌トラブルに対処するために設計されています。製品にはヒアルロン酸など保湿成分が豊富に配合されており、無香料・硫酸塩フリー・パラベンフリー・クルエルティーフリーで、遺伝子組み換え原料も使用していません。
Yeouthの全製品には高品質な成分が試験済みで配合されています。その中で、このアイクリームは特に年齢による深い悩み、目元のトラブル、肌の弾力やハリの不足などに焦点を当てています。
匂いは若干ツンとした刺激臭があります。慣れれば気にならない程度です。レチノールの濃度については公式サイトにもAmazonにも記載がないので不明ですが、先ほどのレチノールと比較すると弱い気がします。多分0.3%かそれ以下の感覚です。
アイクリームなので、目の周りに使っても問題無いように設計されているはずです。特に敏感肌の方には、このアイクリームを顔全体に使って、レチノール反応が出ないことを確認するのもよいかなと感じました。
シミしわが気になっている方にとっては、1%レチノールほど変化がないので物足りないと感じるかもしれません。量も多く値段も安めなので、コスパは良いように感じました。
まとめ
レチノールは、肌のコラーゲンを増やしてハリを与え、肌のコンディションを高める効果があります。ただし、初めて使用する場合は、低濃度の製品から始めることをお勧めします。
また、レチノールを含む製品を使用する場合は、日中の紫外線から肌を守るために、日焼け止めを使用することが重要です。日焼け止めはSPFの高さよりも、何度も塗り直す方が効果的です。
高い日焼け止めでなくとも、ニベアなど安価なものを何度も重ね塗りする程度で問題ありません。