DUOのクレンジングバームクリアは毛穴ケアに効果があるのか?効果と成分を徹底分析

こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。

ゆえ
今回はDUOのクレンジングバームクリアについて書いています。

こんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • 最初に結論
  • 成分分析
  • 公式サイトのPRポイントについて
  • 洗浄力について
  • クレンジングバームのデメリット

この記事はこんな悩みを抱えている方におすすめです!

悩み
毛穴の黒ずみを改善したい。
悩み
インフルエンサーがDUOを勧めている。
悩み
DUOってステマじゃないの?
ゆえ
急激にPR案件が増えたDUO、忖度無しで書いていきます。




目次

DUOのクレンジングバームクリアは毛穴ケアに効果があるのか?効果と成分を徹底分析

結論

早速ですが結論から書きます、DUOのクレンジングバームクリアは。

  • 効果や成分に対して金額が少し高価
  • 毛穴・黒ずみを綺麗にする効果はあり
  • 黒ずみが落ちる理由は多量の界面活性剤
  • 肌荒れのリスクはあり
  • 元からあるセラミドを落としてしまう
  • 24種類の植物エキスは根拠なし
  • 使用後のダブル洗顔は必要
  • 洗顔後の化粧水での保湿は必須
  • 舞台メイクなどの後にはいいかも
  • SNSに企業からインフルエンサーに向けたPR案件はあるが、Amazonのレビューにはサクラはいない

値段と使用後の保湿にさえ注意すれば、総合的にはクレンジングにもマッサージにも使えるいいバームである。界面活性剤を考慮すると毎日使用するのは微妙かもしれない。

ゆえ
それでは細かく解説していきます!

DUOクレンジングバームクリアとは?

  • 商品名:ザ クレンジングバーム クリア
  • 内容量:90g(約1ヵ月分)
  • 価格:3,600円(税別) 定期購入の場合2,880円(税別)

24種類の植物エキス配合!毛穴の悩みに特化したクレンジングで、使うほどに毛穴が目立たなくなる。

ダブル洗顔不要、まつエクOK。

  • クレンジング
  • 洗顔
  • 角質ケア
  • マッサージケア
  • トリートメント

1つで5役の機能を兼ね備えています。

引用:ホーム 【DUO公式】商品ラインナップ ザ クレンジングバーム クリア



クレンジングバームクリアの成分分析

ゆえ
公式サイトに成分表が載っていますので見ていきましょう!

 

成分が多いので難しく感じる方は飛ばしてもOKです!

 

配合目的 成分
エモリエント成分 パルミチン酸エチルヘキシル
界面活性剤 トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
硬さ調整 ポリエチレン
界面活性剤 トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル
基剤
油性成分 炭酸ジカプリリル
エモリエント成分 トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
酸化防止 トコフェロール
ビタミンC誘導体 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
植物エキス グレープフルーツ果皮油
アーチチョーク葉エキス
ハマメリス葉エキス
ノイバラ果実エキス
コショウソウ芽エキス
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
プルーン分解物
メマツヨイグサ種子エキス
オウゴン根エキス
エルゴチオネイン
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
クリサンテルムインジクムエキス
ザクロ果実エキス
グルコシルセラミド
カンゾウ葉エキス
オウレン根エキス
ビルベリー葉エキス
ヒメフウロエキス
ローズマリー葉エキス
キハダ樹皮エキス
クチナシ果実エキス
水溶性プロテオグリカン
保湿剤 加水分解ヒアルロン酸
加水分解コラーゲン
アセチルヒアルロン酸Na
豆乳発酵液
グリセリン
α-グルカン
界面活性剤 レシチン
抗菌 BG
界面活性剤 PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ
抗菌 フェノキシエタノール

※エモリエント成分とは、肌から水分が蒸発しないように膜を張る成分の事です。

成分多いね。
一般的なクレンジングの3倍くらいは成分が入っているんじゃないかな?

余りに多すぎるので、特筆すべき成分のみ解説していきます。

パルミチン酸エチルヘキシル

パルミチン酸エチルヘキシルについては「エモリエント効果」と言って、肌を柔らかくしたり、さらっとした感触にする特徴がある成分です。

  • 安定
  • 安全
  • 高級

化粧品の中でも比較的高級品(デパコス)に入っている非常に良い成分です。

トリイソステアリン酸PEG-20・PEG-5グリセリル

成分表の2番目と4番目。

この2つは界面活性剤で、非常にクレンジング能力の高い成分です。

数字にも意味があり、0~20の中で

  • 0に近いと油と混ざる
  • 20に近いと水と混ざる

このような特徴があります。

つまりDUOのクレンジングバームは親水性・親油性が高い為非常にクレンジング能力が高いと言えます。

ポリエチレン

ポリエチレンはバームの固さ調整目的で配合されています。

ヘアワックスやクリームに良く使用されるものです。

美容効果とは無関係です。

水は化粧品の基剤なので飛ばしますね。

炭酸ジカプリリル

オイル成分です。

非常に質感の良いオイルとして化粧品に使用されており、酸化しにくく安定性があります。

オイルと言ってもベトベトするタイプのオイルではなく、伸びが良い事でデパコスには良く使用されています。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル

こちらもエモリエント成分です。

中級脂肪酸といって、油の中でも軽めの感触が特徴の油です。

日焼け止めやパックに良く使用されています。

トコフェロール

ビタミンEの成分ですが、クレンジングバームでは酸化防止剤として使用されています。

長期保存しても安定しているという事です。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビルビタミン

ビタミンCの誘導体です。

吸収力と持続力が高いのでビタミンCを普通に摂取するよりも、約130倍ぐらいの力があると言われています。

ゆえ
成分表示でここから下は、おそらく1%未満の配合量なので、効能としてはさほど意味がない成分と考えて良いかと思われます。

ざっと説明します。

  • 加水分解コラーゲンとヒアルロン酸は保湿剤
  • デキストリンはデンプン
  • 乳酸桿菌は化粧品の関係性についてはあまり根拠がありません
  • BGは抗菌や保湿です




それぞれの成分の配合を考えてみる

成分表示のルールは、上から順に配合量の多い成分から記載し、1%未満は順不同で良いとされています。

これはある程度の慣れと化粧品業界の研究からなのですが、成分の真ん中よりやや上の「テトラヘキシルデカン酸アスコルビルビタミン」や「トコフェロール」あたりで、全体の2%くらいです。

つまり、上から7つの成分で全体の98%を占めていると考えられます。

ゆえ
酸化防止剤であるトコフェロールが1%未満とは考えにくいので。

公式サイトのPRポイントについて

公式サイトにはこのように書いてあります。

  • 植物エキス
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸

美容成分を配合することにより洗いあがりはお肌しっとり!

ですが、ヒアルロン酸とかは1%未満、植物エキスに関しては0.1%あるかないかと言ったところ。

更には、少量の植物エキスを肌に塗布することが、美肌に効果的だという研究は無く、公式サイトのPRにはエビデンス(根拠)が足りません。

ゆえ
このあたりは売りやすさ・PRのしやすさを作ったものだと思われます。効果は期待できません。




洗浄力や質感について

同じような商品で、先日ちふれのコールドクレンジングのレビューをしました。

関連記事:
>>ちふれのコールドクリームはコスメデコルテと同じ?クレンジングとマッサージの両方に使える【田中みな実さん愛用のリペアクレンジングクリーム】

ちふれのコールドクリームと比べると洗浄力という点ではDUOの方が強いです。

これはDUOには強力な界面活性剤が多く配合されている為です。

原料についても、DUOの方がちふれより高価なものを使用していますので、販売価格が高いのは想定内と言ったところです。

質感が良いクレンジングバームである事は確かであり、洗浄力の高さと洗った後の突っ張り感は、油性成分によって出ないでしょう。




クレンジングバームのデメリット

ゆえ
割といい事ばかり書いてきましたがデメリットもあるので見ていきましょう!

これも結論から言いますと、DUOのクレンジングバームは刺激が強めです。

クレンジングバームは色んなメーカーから発売されていますが、SNSでのPRもありDUOを選択する方も多いと思います。

肌にとって大事なことは

  • クレンジング
  • 保湿
  • 日焼け止め

この3つです。

この3つを守れば基本的には肌がきれいになるのですが、DUOの場合はクレンジングが強すぎることがやや問題になる事もあります。

クレンジングバームはオイルです。

最初は油の塊みたいな感じですが、手のひらや顔に塗っていると、溶けてオイルになります。

クレンジングオイルなので非常にメイクが落ちやすいですという事です。

長所も短所も界面活性剤

デメリットは界面活性剤が非常に多い

界面活性剤は非常にクセ者で、汚れを落とす為には界面活性剤は必ず入れなければなりません。

商品化をするにも、オイルなので水と混ぜる為に界面活性剤は必要です。

界面活性剤を使い続けると何が起こるかというと

  • 肌のセラミドを壊す
  • 乾燥しやすくなる
  • セラミドが壊れると肌荒れしやすくなる

DUOは口コミ評価が良いけど?

クレンジングバームを使った方のレビューには

  • しっとりする
  • もちもちする

という口コミレビューが多いですが、そのしっとり感の正体は油分です。

保湿ではなく油です。

この油分は基本的にはベトベトするんですが、前半にも書いたように「質の良いさっぱりした高級な油」を使っているので、一般的なプチプラクレンジングよりもベトベトしません。

更には洗い流すので、「クリームを塗った後のようなしっとり感」になっており、それを保湿と勘違いしてしまう可能性があります。

保湿成分のセラミドは壊され、油の膜が膜が張ることによって、しっとりしてると勘違いしている。
これに気が付いていない人は多いと思う。

ダブル洗顔は不要と書いてあるが

公式サイトやPR案件には「ダブル洗顔不要です!」と書かれています。

どういうことかと言うと、強力な新水性と親油性の界面活性剤がたっぷり入っているので、

  • 油性の汚れも落ちる(メイク)
  • 水性の汚れも落ちる(皮脂)

ダブル洗顔が不要な程落ちるが、ダブル洗顔をしないとクレンジングバームの油分は若干残る。

大事な保湿成分も落ちているのですが。

なので、結局はダブル洗顔をしてその後保湿をしなければいけません。肌荒れをすると口コミに書いている人の原因は「保湿成分の落ちすぎ」によるものです。




結局クリームクレンジングって一体何を選んだらいいのか

DUOのクレンジングバームで黒ずみが落ちるのは事実ですが、それは超強力な界面活性剤の力です。

  • 肌荒れしなければDUO継続
  • 肌荒れしたら変更
  • 予防的観点から考えると別の商品

シンプルですが自身の肌の状態で選んでみるといいと思います。

肌荒れが酷くなってしまった方には、以前に紹介した「ちふれコールドクリーム」が、界面活性剤が非常に少ないのでお勧めです。

関連記事:
>>ちふれのコールドクリームはコスメデコルテと同じ?クレンジングとマッサージの両方に使える【田中みな実さん愛用のリペアクレンジングクリーム】

まとめ

ゆえ
最後にもう一度結論を書いておきます。
  • 効果や成分に対して金額が少し高価
  • 毛穴・黒ずみを綺麗にする効果はあり
  • 黒ずみが落ちる理由は多量の界面活性剤
  • 肌荒れのリスクはあり
  • 元からあるセラミドを落としてしまう
  • 24種類の植物エキスは根拠なし
  • 使用後のダブル洗顔は必要
  • 舞台メイクなどの後にはいいかも
  • 洗顔後の化粧水での保湿は必須
  • SNSに企業からインフルエンサーに向けたPR案件はあるが、Amazonのレビューにはサクラはいない

値段と使用後の保湿にさえ注意すれば、総合的にはクレンジングにもマッサージにも使えるいいバームである。界面活性剤を考慮すると毎日使用するのは微妙かもしれない。

最初にこの結論を見たときと印象が変わりましたでしょうか?

保湿とダブル洗顔が必要なので、そもそも別の商品でも…と感じた方もいるはずです。

あとは、1か月分3,600円を高いと見るか安いと見るか。

成分を考慮しても、個人的には2,000円位が妥当かな?と思いますが、広告宣伝費をかなり使っているようなので、粗利を考えるとやはり3,600円なんでしょう。

ちなみに定期購入だとかなり安いです。

初回だけ試して解約するのがお得ですね。


ゆえ
僕ならちふれにしますがあなたはどうされますか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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