こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
今回は、肌ケアメインの内容です。
今日はこんな疑問に答えていきます。
☑ 本記事の内容
- エンビロンの化粧品ってどうなの
- ビタミンAの効果について
- レチノールの効果と副作用について
少し珍しいアプローチをしているメーカーなので興味を持ちました。
どうやら美容系アカウントの間でじわじわ人気が出ているようなのでリサーチしてみます。
それではしばしお付き合いください。
エンビロンがおすすめするビタミンAのスキンケアとは?【レチノールの効果】
まずはエンビロンとはなんなのか、基本的なことを書いていきます。
ENVIRON(エンビロン)とは?
「エンビロン」は、形成外科の医師が中心となり開発したスキンケアブランドです。
ビタミンA(レチノール※)をメインに使うことで、肌本来の働きを強め、美肌を作るスキンケアをコンセプトにしています。
商品化が難しいと言われていたビタミンAの開発に成功しています。
皮膚科や形成外科、エイジングケアを専門とした医学会に出展して、その信頼を勝ち取っています。
引用:エンビロン公式サイト
※レチノールは肌の代謝を活性化させるビタミンA成分です。
エンビロンは具体的に何をやっているのか
ビタミンA(レチノール)を中心に売り出しています。
全国の美容クリニックでも採用されている(販売代行か?)ようで、それとなく人気があるようです。
エンビロンのスキンケアアイテムの価格帯
公式サイトより、いくつかアイテムを抜粋します。
- 化粧水200ml:9,000円
- 保湿クリーム:8,500円
- エイジングケア美容液:20,000円
- クレンジング:5,200円
エンビロンのアイテムの成分を見てみよう
僕はあまり女性のスキンケアアイテムの相場感とかに詳しいわけではないのですが、それでも高いということはわかります。
成分についてですが、とにかく…
レチノール!レチノール!!ビタミンA!!!
こんな感じです。
実際にいくつか例をあげて見てみましょう。
エンビロン クレンジングジェル200g【5,198円】
洗顔ジェルの成分を見てみるとこんな内容。
原材料・成分
水/ココイルグリシンK/グリセリン/塩化Na/クエン酸/フェノキシエタノール/ペンテト酸5Na/ラウラミドプロピルベタイン/コカミドDEA/メチルパラベンNa
- 水
- 界面活性剤(3種類)
- 塩(3種類)
- アルコール
です。
一般的なクレンジングジェルと中身は同じですね、無印良品・ビオレ・キュレルとかとほぼ同様です。
違いといったら、ほとんどのアイテムを鉱物由来のミネラルオイルを中心に使っているところです。
植物由来だとアレルギーが出るので鉱物系にしているのかな?
鉱物由来のスキンケアアイテムも安いものはあります。
無印だと200gで1,430円です。
無印のクレンジングジェルは容量が同じだったので比較の為にリンクを貼っています。
調べた結果これがいい!と判断した訳ではないです。
おすすめのクレンジングについては特に今回はリサーチしていません。
エンビロン モイスチャークリーム【13,400円】
こちらがエンビロンの代表的な商品ですね。
エンビロンはよく「Aブースト」という言葉を使っています、多分ビタミンAをブーストするという意味です。
徐々にステップアップして使いましょう!との事。
余談ですが値段もステップアップします。
原材料・成分
エンビロンの公式サイトに配合成分が掲載されているのですが、めっちゃ多いのでホームページを参照して下さい。
- 水
- 乳化剤
- 塩
- ミネラルオイル
- レチノール
こんな感じです。
皮膚にとって効果があるのはレチノールくらいなので、レチノール以外はあんまり気にしなくていいかと思われます。
レチノールのスキンケアアイテムとして優秀なのはいくつかあるのですが、大体値段はエンビロンより優しいものが多いです。
1%レチノールクリーム【1,968円】
【iherb】Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム
副作用があるので注意点は後半部分に書いています!
レチノールの効果と副作用について
エンビロンが発信している内容は科学的にみても正しいです。
(ただブランド物のように極端に値段が高いだけ)
このような例えをすると怒られてしまいそうですが、例えば同じ材料で職人がバッグを作ったとします。
片方はハイブランドのロゴが付き、もう片方はロゴなし。
値段はもちろんロゴ付きの方が何倍も高いですよね?エンビロンはそんなイメージです。
少々長くなりますが、レチノールについて深掘りしていきます。
そもそもレチノールってなに?
レチノールはビタミンAを誘導する物質です。
ビタミンAの効果は、肌の健康を保ったり、抵抗力を強めたりと、スキンケアにとっての重要な役割があるビタミンです。
古くからレチノールについては研究が盛んで、具体的な効果としては。
- アンチエイジング
- シミ・シワを減らす
- ニキビの改善
- 角質を細かくする(キメ細やか)
こんな感じです。
代謝が早くなるので、色素沈着をする前に肌が生まれ変わります。
つまり美白効果。
ニキビの改善についてはアリゾナのニコラス博士の論文が有益です。
レチノールの副作用について
もちろん強力なメリットがあると、副作用も強めです。
- 刺激が強すぎる
- カサカサしてしまう人もいる
- 目元に使うと赤くなる人もいる
副作用の出現率は10人に1人くらいらしいですが、肌が弱い人にとっては気になるところですね。
副作用の例をあげておきます
ミシガン大学皮膚科の研究によると、週に3回使ったら、シワは減ったけど肌の赤みと乾燥も出現した。
こちらもミシガン大学の皮膚科の論文より、日焼けのダメージがある30人に約4ヶ月レチノールを使って貰ったら、273%肌質が改善したが、数名に皮膚炎の症状がでた。
出典:光老化の治療における局所トレチノインの16週間の無作為化二重盲検車両制御試験
要約すると、肌のターンオーバー(代謝)がよくなりすぎて、ヒリヒリ痛みが出たり赤くなってしまうとの事。
まずは薄めに塗ってみて、体質が合うかどうか確かめるのが良さそうですね。
レチノールの正しい使い方
使用頻度について
説明文書を読むと
- 1日おきに
- 3日おきに
こんな感じで書いてあるのですが、もともと肌が弱い人は1週間おきくらいが良いです。
1週間おきで副作用が出なかったら3日おきにしてみましょう。
ワセリンを使ってからレチノール
レチノールを塗る前に、先にワセリンを塗っておきます。そうすると刺激が緩和されてじわじわレチノールが肌に吸収されていきます。
塗ってから洗うまでの時間
仮にワセリンを塗ってからだとしても、レチノールは30分で流しましょう。
ミラノ大学の研究によると、レチノールを塗る時間は、30分でも1日でも効果は変わらなかったそうです。
必ず普段は日焼け止めを使おう
レチノールを使っている間は、肌が敏感になります。
季節を問わず、外出するときは日焼け止めを塗っておきましょう。こちらは過去記事にも日焼け止めの重要性は書いていますので、合わせてご覧ください。
関連記事:
>>スキンケアにはワセリンが最強 | 高級化粧品はほぼ意味が無い | 本当に効果のある肌ケアはワセリンと日焼け止めだけ
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のまとめです。
エンビロンのサイトに書いてある事は、概ねあっていますし科学的根拠もバッチリです、レチノールは数少ないスキンケアに有効なアイテムです。
しかし、成分表示を見る限り、値段は高すぎるかな…と、コスパは悪いですね。
スキンケアの基本
- 睡眠
- 運動
- 食事
- 保湿
- 日焼け止め
- レチノール
です。
レチノール使用については
- 先にワセリンを塗っておく
- 少量を1週間おきに塗る
- 副作用が出なければ3日ごとに塗る
- これらを繰り返す
コスパ最強エンビロン以外のおすすめ
【iherb】Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム
どのメーカーを選ぶかは自由です。
エンビロンが悪いわけではなく、経済的に余裕があれば良いと思いますし、このブランドが好きであれば全く問題ないですね。