こんにちは。
ゆえMSW(@yue_ooo000ooo)です。
今回の記事では「粉瘤」について書いていきます。
みなさんの中で、「ニキビがいつまでも治らない」と悩んでいる方はいませんか?
- 赤く腫れている
- 痛みがある
- 膿が詰まっている
- 臭いがある
それはニキビではなく粉瘤かもしれません。
そのままにしておくと症状が悪化します。
今回は粉瘤の症状と治療方法について深堀していきます。
しばらくお付き合いください。
【粉瘤】手術をしないと治らないニキビがあります【アテローム】
粉瘤とは?
粉瘤(アテローム)とは、良性腫瘍の一種で脂肪の塊と思われている人が多いですが、実際には腫瘍です。
原因は以下の通りです。
- 皮脂腺の必要以上の活性化
- 皮膚に外傷をおったとき
治療法は小さいうちに外科的手術が必要です。
ニキビだから大丈夫と思っていると腫れが大きくなってしまいます。
痛みが出てくると寝返りも大変なくらい。
ニキビのように肌が膨れる中に垢が溜まって症状です。
皮膚の腫瘍の中では、ほくろの次に多い症状です。
痛みやかゆみなどの自覚症状はありません。
放置しておくと、徐々に増大し細菌感染を起こすことがあります。
これを炎症性粉瘤と呼びます。
抗生剤の内服や切開での治療が必要です。
ですが、粉瘤自体の治療とは別物です。
- 炎症を抑えるなら抗生剤
- 根本から解決するなら切開
ですが、手術が必要かどうかは微妙なところです。
粉瘤が出来る人は、体の色んな所にできやすい特徴があります。
そのたびに手術をするのもきりが無いので、年に2か所位粉瘤が出来るのであれば、手術をするかしないかの検討が必要です。
【粉瘤】手術のやり方
- 手術は1時間程度
- 局所麻酔で行う
- 持病や抗凝固薬など内服薬によっては手術が出来ない場合がある
術後についての注意は、入浴や運動は禁止です。
車の運転も控えた方がいいでしょう。
約1週間後に抜糸をします。
術後は傷口が少し残ります。
粉瘤の手術自体は皮膚科で日常的に行われている簡単なものですので、長年悩んでいる方は皮膚科の受診をおすすめします。
皮膚科医によっては手術を勧めない事もあります
これは医師の判断によるところが多いのですが、傾向として皮膚科医はオペをやらないことが多いです。(抗生剤を勧める)
もしくは少し穴をあけて排膿させるくらいに留める。
これは、皮膚科医は出血を極端に嫌がる人が多いからです。
まあ出血・止血になれていない先生が多いですね。
しっかり治したいなら形成外科がおすすめ
粉瘤を繰り返していて、根本的な治療を望むのであれば形成外科の受診をおすすめします。
形成外科は手術のプロです。
特に外科的処置。
出血の対応も日常的にしているので、皮膚科医では対応できない粉瘤にも対処してくれます。
「粉瘤 形成外科」
こんなキーワードで検索をして、近隣の病院を探してみましょう。
また、軽度な粉瘤の治療や予防にはハトムギ茶が良いとされています。
ハトムギ茶の効果や詳細は過去記事をご覧ください。