ルームシェアで貸したい・借りたい人向けの記事です。
家賃を抑えたい時に選択肢に上がるのがルームシェア。
ですが初めての方にとっては
- どこで探したらいい?
- 全くの他人は不安
- 仲介してくれる会社はあるのか?
このあたりが不安だと思います。
実際にルームシェアのサイトを使って現在全くの他人と住んでいる私が、おすすめのサイトと雰囲気や問題点をお伝えします。
ルームシェアを探すならこの2つのサイトに登録すれば悩みは解決
早速ですが結論です、この2つのサイトで探しましょう。
この二つの最大の特徴は、不動産屋などの企業が管理しているわけではなく、一般の方が運営しているサイトです。
一般の方の運営で大丈夫なの?と気にされるかと思いますが、とはいえルームシェアの募集(マッチングといいますか)サイトについては、この2つ位しかないのが現実です。
ユーザー数がどれくらいいるのかは定かではないですが、毎日「貸したい・借りたい」の書き込みがありますので、活発に利用されているのはわかります。
サポート体制は?
一般の方が運営しているというところで気になるのはサポートやセキュリティ面です。
これも結論から言いますが、全て自己責任です。
- 連絡先の交換
- 金銭のやりとり
- 内見など
すべて双方のみでのやりとりとなります。
すべて自己責任なので、その分利用料金や手数料も一切かかりません。
ルームシェアはそもそも金銭的な負担を軽くしたい人が利用するので、手数料などがかからない事は大きなメリットですが、慎重になる必要はありますね。
サイトの違いは?
さきほどこの二つのサイトを紹介しました。
使い勝手やユーザーの雰囲気はほとんど一緒でして、両方のサイトを登録している人がほとんどです。
私も両方のサイトに物件を登録しましたが、同じような人からメッセージが届きました。どちらも無料なので両方登録するとよいと思います。
ルームシェア募集サイトで気をつける点
実際に利用してみて注意点やデメリットをお伝えします。私は「家を貸したい」側として登録しましたので、どんな人からメッセージがくるのか、また印象の良かったメッセージなど実例をご紹介します。
値段
まず値段設定を高くするとほとんど問い合わせが来ません。
私の物件ですが
- 3LDK
- 1部屋個室を用意
- 約80ヘーベー
- マンションの5階
こんな感じの物件で、最初は光熱費込みで5万円で出しました。
ですが、問い合わせは0件でした。
値段を2-3万に下げた途端に問い合わせが数件来ました。
通知とメッセージ
これが本当に困ったのですが、メッセージがきても通知がうまくこなくて気がつかないことが何度もありました。
折角良さそうなひとからのメッセージでも、何日間か放置してしまったことも。
スムーズなやりとりがしたかっただけに困りました。
女性は出会い目的のルームシェアに注意
これは実際に内見に来てくれた女性に聞いた話しです。
出会い目的でシェアメイトを探している男性が多く、メッセージが出会い系のマッチングアプリのような内容を送ってくる人が多いそうです。
具体的には
- 0円で良い
- 女性限定で募集している
- 家事をしてくれたら格安で
- まずは内見しませんか?
などメッセージが何人からも届くそうです。
部屋を貸したい人は圧倒的に男性が多いため、切羽詰まっている女性にとってはどうしても男性が家主の物件も選択肢に入ります。
怖い思いをすることがありますので、慎重に選びましょう。内見の前に別の場所で相談などするのもありです。
連絡手段の交換
連絡先の交換についても特に規制はありません。
サイトのメッセージ機能で良いのですが、前述したとおり通知に気がつかないのでやりとりが不便です。
LINEなど交換を持ちかけるのも良いのですが、いかんせん出会い目的と思われるため慎重になります。
連絡手段やレスポンスについては本当に困りました。
シェアメイトと事前にルールを決める
無事ルームシェアが決まったら、今度は最低限のルールを決める必要があります。
私は現在女性とルームシェアが決まりました。
性別の生活スタイルも違うため、事前にある程度は決めた方が良いだろうを話し合いの結果なりました。
「気づいた方がやる」というルールだと、結局どちらかに偏ってしまうため、明確に決めた方が無難です。
いくつか例を出すと
洗濯
今までは洗濯機の中にボンボン洋服を入れていたのですが、それぞれの服は自分で洗濯する様にしました。
その為、お風呂場に洋服を入れるかごを2つ置いてます。
男女のルームシェアの場合、洗濯物が見えるのもどうかということで大きめのカゴを買いました。
また、洋服はベランダに干すのですが、下着関係はお風呂場に干したいと言うことで小さめのハンガーも購入しています。
この辺りは男性にはわからないポイントなので、話してくれて助かりました。
寝具
ベッドや布団を持っていない(持ってこれない)方もいるので、布団やベッドを用意する必要があります。
どちらが購入するかは話し合いで決めますが、さすがに自分が使っていた布団のお下がりを渡すわけにもいきません。
布団セットなどはネットで安くあるので、最低限は用意すると良いですね。
ゴミ捨て
ゴミ捨てに関しては、いつでも捨てられる場合や、決められた時間のみの場合も含めて家主が捨てるのが良いかな?と相談しました。
これは捨てるだけなのですぐ決まりました。
お風呂
毎日湯船にお湯を張るのか、シャワーで済ますのかを相談しました。
というのも、光熱費を別途頂くかに係わってきます。
ルームシェアの場合は、
- 家賃
- 光熱費
- 通信費(Wi-Fiなど)
このように費用を細分化して決める人もたくさんいます。
込み込みにしてしまうと、思ったより光熱費が高くなってしまって後で言いにくくなるということになります。
毎日湯船に入る人であれば、光熱費を別途貰った方が長期的に見ると良いでしょう。
「お互い干渉しない」はどのレベルまで?
よくルームシェアの募集分で見かけるのが、「干渉しない」というワードです。
同じ空間に住んでいるけれど、全く会話もしなくて良いのか、それともある程度のコミュニケーションをしたいのか。
この辺りが曖昧になる事があります。
一人になりたいときは部屋にこもるなど、ルールを決めておくと気まずい思いをしなくてすみます。
飲酒・喫煙
タバコに関しては必ず確認した方が良いでしょう。
「外でしか吸わない」という場合でも、元々吸わない人にはわかります。
条件が良いけど喫煙NGという物件があった場合には、最初に言っておかないとトラブルになります。
飲酒に関しても、酔ったときに面倒くさくなるようであれば事前に伝えた方が良いですね。
ルームシェアでトラブルになったら?
トラブルになるケースもいくつか考えられまして。
- 生活音
- 友人を連れてくる
- 家事が偏る
- 恋愛関係になる
このあたりが多い印象です。
生活音などは一緒に住みはじめないとわからないポイントなので、防ぐ事が難しいのですが、おすすめとしては1週間程度のお試し期間を設けると良いでしょう。
普段の生活を体験してみて、シェアが難しそうなら辞めておきましょう。
それと以外と多いのが恋愛関係になる事。
特に男性が女性のシェアメイトに恋心を持ってしまうことが多いです。
その場合、「家賃を貰う関係」というところがブレてきてしまったり、喧嘩をしたりするとややこしくなります。
割り切って「好きになったら家賃は貰わない」や「ルームシェア解消」などルールを決めておきましょう。
また、家主でなくとも、どちらかに恋人が出来たときに、「異性とルームシェアしている」という事がお互いのパートナーにとってネックになるケースもあります。
まとめ
ルームシェアのサイトを実際に使っている私から、ざっとですが注意点などをお伝えしました。
特に女性にとってはリスクもある為、企業が運営しているシェアハウスなども同時に検討するのも良いかと思います。
敷金礼金がかかることが一般的ですが、それを安心ととらえると良いかもしれません。
都内限定ですが、3万円台からシェアハウスが借りられる場所もあります。
参考:都内300物件・3500室以上!シェアドアパートメント