こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
こんな疑問に答えていきます。
☑ 本記事の内容
- モーバ(MOVA)とは
- 広告の効果について
- メリット・デメリット
この記事はこんな悩みを抱えている方におすすめです!
【車に広告】広告費は1キロ10円「モーバ」の広告に効果はあるか?
という方に向けてサービス概要を説明します。
とても簡単に言いますと
- 私の車にステッカー(広告)を貼る
- 私が1キロ走ると10円貰える
- 広告主は10円請求される
こんなサービスです。
どんな広告を貼るのかと言うと
- コーヒー豆屋さん
- リゾートホステル
- モーバ(この広告の会社)
こんな感じです。
例
例えば私がコーヒー豆屋さんの広告を車に貼って、100キロ走ったとします。
そうすると
- コーヒー豆屋さんには1,000円の請求
- 私には1,000円振り込まれる
- その仲介をするのが「モーバ」という会社
そして広告を見た誰かが、コーヒー豆屋さんのネットショップでコーヒー豆を3,000円分購入したとします。
コーヒー豆屋さんは広告費1,000円で3,000円の豆を売ったので、2,000円の利益を得た事になります。
コーヒー豆(3,000円)-広告費(1,000円)=利益(2,000円)
双方にとって、とてもシンプルなサービスですね。
参考:
>>モーバ公式サイト
どんな広告を車のどこに貼るのか
公式サイトによるとこんな感じだそうです。
参考
ハルバイトも「車にステッカーを貼ると月々いくらお支払いますよー!」ってやつですが、モーバはメーカー関係なく出来るハルバイトという印象です。
広告の効果はあるのか?
先ほどSAITAMA TOYOPETの事を書きましたが、車に乗る人はなんとなく印象には残りますよね。
「あのステッカーよく見るけど何だろう?」
こんな感じに。
広告を出す場合に気にするのは
- コンバージョン
- 認知(記憶に定着)
- 費用対効果
重要なのはこの3つかなと思います。
コンバージョン
コンバージョンというのは簡単に言いますと、広告を見た人のうち「何人が注文するか」という数字です。
100人が広告を見て、3人が購入したらコンバージョンは3%です。
広告業界では
- 1%:超優秀
- 0.5%:合格点
- 0.05%:まあこんなもんか
人によって若干数字の考え方は違いますが大体こんな感じです。
認知(記憶に定着)
これは何回見たらその「広告を忘れないか」です。
エビングハウスの忘却曲線という有名な実験があるのですが、結論から言うとだいたい7日おきに4回見ると記憶に定着します。
ということです。
費用対効果
これは言うまでもなく、広告費に対して売り上げがどれくらいあるかです。
- 1ヶ月1万円の広告を出したら売り上げが3万だった
- 1ヶ月1万円の広告を出したら売り上げが5千円だった
前者だと費用対効果がよいですよね。
期待できる効果について
コンバージョンが1%だとして、具体的に上記3点とモーバのビジネスモデルを考えてみましょう。
例えば私の場合
- 週に5日間
- 往復80キロ走る
- 月に1,600キロ
- 大体同じ時間に出勤・退勤
- コーヒー豆屋さんの広告を貼っている
1日に何台の車とすれ違っているのかはわかりませんが、1000台?2000台?以上は余裕ですれ違っているはずです。
実際に広告を見るとしたら、私の車の後を走っている人か、2車線の道路で信号待ちをしている時に広告が見られると思います。
仮に、計算しやすいように毎日100台に見られるとしたら、月に1件はコーヒー屋さんに注文が入ることになります。
コーヒーがおいしかったらリピーターになるので、今度は広告を見なくても注文が入ると言うことですね。
コーヒー豆屋さんのネットショップの客単価は?
新規のお客さんが増えるのはいいことだけれども、赤字だとやる意味がありません。
具体的に単価も不深掘りしてみましょう。
コーヒー豆ってピンキリですが、一般的な自宅で飲むコーヒーだと想定すると
- キリマンジャロブレンド
- 200g
- 800円
これくらいが「ちょっといいお家コーヒー」でしょうか。
200gって20杯分です。
1日2杯飲むなら1ヶ月で600gあれば足りますね。
600gだと2,400円です。
このように仮定すると、1名のお客さんがいれば少なくとも月に2,400円の売り上げはいただけると言うことです。
広告費はいくら
それでは、この1名のお客さんを獲得するためにどれくらい広告費を使ったのかというと。
私は仕事がある日だけで1日に80キロ、月に1,600キロ走ります。
広告費は1キロ10円なので16,000円です。
広告費を回収するなら7名の新規顧客が必要
16,000円の広告費で売り上げが2,400円だと赤字です。
なので、広告費を回収するためには7名のお客さんが毎月2,400円前後のコーヒー豆を買う必要があります。
1ヶ月に1名の新規顧客のペースだと、7ヶ月あればその後はプラスに転じますね。
モーバの車広告メリット・デメリット
ブランディング目的はさておき、モーバは何かしらの商品やサービスを販売している業種であればオススメ出来ると思います。
仮に客単価が高い商売であれば、月に1名新規の売り上げがあれば広告費を回収できますし、コーヒー豆の用に客単価が低ければ長期でやればいいわけです。
モーバのデメリット
一番のデメリットは、やはり「広告がどれくらい見られているのかわからない」と言うところでしょう。
ネット広告のように
- 閲覧数
- クリック数
- コンバージョン
これらの効果測定や分析が出来ません。
数字にシビアな方や、分析が好きな方には向いていないですね。
あとはあまりにも客単価が低かったり、商圏が狭すぎる業種には向いていない気もします。
極端な例ですが
- 駄菓子屋
- 文房具屋
など。
モーバのメリット
モーバのメリットはなんと言っても広告費の安さです。
ネット広告の場合は、業種やキーワードによって単価が変わってきます。
競合の多い業種だと月に100万単位の広告費を使っているところもありますので、広告費はあまりかけられないけど集客はしたい!という方にはメリットが多めですね。
さらには、車のナンバーによって広告を絞っているようなので、地域密着の宣伝が出来るというのも強みですね。
このあとメリットのある相性のよい業種について考えていきます。
モーバの車広告と相性のよい業種
デイサービス
デイサービスは地域密着の介護サービスです。
おおよそ、施設を中心に半径5キロ前後を商圏としています。
高齢者はあと20年くらいは増え続けますし、何より集客に苦戦しています。
ですが、売り上げが少ない介護保険報酬なので広告費に回す余裕がないです。
ネット広告だと商圏以外のところから見られてしまうので、車広告の相性はいいですね。
逆に、送迎の車にステッカーを貼る側でもいいのかなと思います。
長距離ドライバーが仕事中に使うもの
車に乗る時間が長いのは職業ドライバーです。
例えばトラックの運転手が、車内で使っているものは何でしょう?
- 低反発クッション
- スマホ充電器
- 車用の空気清浄機
- 作業着
- 寝袋
このような商品を扱っている会社はモーバ広告を出すとよいかもしれませんね。
運転代行
これも職業ドライバーですが。
運転代行って車に広告を貼っていますが、大体走っているのって夜ですよね。
広告は見えないし、あまり効果的な気がしません。
それなら日中に広告を見て貰えるように、モーバ広告に出稿したらいい気がします。
エステ・病院
ネット広告の超レッドオーシャンの業種です。
例えば
- インプラント
- 脱毛
- 美容点滴
- 整形
ネット広告だと、ワンクリック1000円超えは当たり前のものばかり。
客単価も高いので、モーバの車広告のように費用が抑えられるものを使うとよい気がします。
まとめ
モーバの車広告の効果について深掘りしていきました。
結論として「長期で広告を出せるなら良さそう!」という感じですね。
デメリットらしいデメリットもなく、むしろメリット多めなのでこれから広告出稿する企業も増えそうです。
出稿する企業が増えたら、利用する人も増えますのでお互いいい関係になりそうですね。
参考:
>>モーバ公式サイト