こんにちは、ゆえです。
先日こんなツイートをしました。
シャワーを浴びている時と、寝る前の時間がもっともブログのアイデアがでます。これから本格的に暑くなるのでスキンケアについてでも書いてみようと。僕はワセリンが最強だと思っているので、ワセリン(プロペト)のメリットについてまとめよう。
— ゆえ (@yue_ooo000ooo) June 22, 2020
シャワーを浴びている時と、寝る前の時間がもっともブログのアイデアがでます。これから本格的に暑くなるのでスキンケアについてでも書いてみようと。僕はワセリンが最強だと思っているので、ワセリン(プロペト)のメリットについてまとめよう。










この記事の信頼性について。



僕は医療機関に勤めており主に
- 高齢者
- がん患者
- 小児難病
を担当しています。
病院には総合診療医が多いのですが、形成外科の医師の診察のサポートをする機会も多いです。
褥瘡(床ずれ)や皮脂欠乏症など皮膚トラブルに悩んでいる現場の声を参考に、一般的にもおすすめできるスキンケア用品と方法を書いていきます。
皮膚科学会などの論文も引用します。
それではしばしお付き合いください。
スキンケアにはワセリンが最強 | 高級化粧品はほぼ意味が無い | 本当に効果のある肌ケアはワセリンと日焼け止めだけ
もしこのブログをみている人の中に
- 褥瘡
- 皮脂欠乏症
- 発疹
- 発赤
- 腫瘤
この様な症状に悩んでいるのであれば、いますぐ皮膚科にGOです!
ネットで情報を探して自分で治そうとしないでくださいね、然るべき治療をしましょう。
それでは結論から
効果のあるスキンケア用品は
- ワセリン
- 日焼け止め
以上です。
ほとんどの高級化粧品は、効果がないわけではなく意味がないです。
なぜならお金の掛かっている場所が違います。
効果のあるスキンケアは2種類のみ!
この記事を見ていただいたという事は、高級化粧品について何かしら疑問があるという事だと思います。
有名化粧品メーカーとかは、パッケージがすごい豪華ですよね?
ですが、箱を開けて見ると
- 中身よりケースの方が豪華だったり
- CMに有名芸能人を使っていたり
高価な理由は広告宣伝費
化粧品代には、この広告費やパッケージ代が含まれています。
だから高いのです(有名な化粧品メーカーやハイブランドは特に)
それでは具体的に、ワセリンと日焼け止めがなぜ良いのか解説していきます。
科学的に正しいスキンケア
→アメリカ皮膚科学会(AAD)
皮膚科医が定期的に一般向けにガイドラインを発信しています。
正しいスキンケアについて書いてあるコラムがあるのですが、ざっと内容をまとめてみると。
大切なのは日焼け止めと保湿
- 皮膚科医が有効だと認めているのは日焼け止めと保湿のみ
- 毎日使いましょう
- アンチエイジングに効果的
- まずは2週間この二つだけを試してみて
日焼け止めを選ぶポイント
- 攻撃スペクトラムでSPF30以上のもの
- 50がいいという人もいるが結局汗で落ちる
- こまめに塗りなおせばOK
- 防水仕様がより望ましい
- 2時間ごとに塗りましょう
肌トラブルはひとつづつ解決しよう
- 一度に解決できる商品はない
- シワならシワ
- 美白なら美白
- それのみの商品で2週間試してみる
肌のタイプに合ったものを選ぼう
- 油っぽい
- 乾燥肌
- 敏感なのか
そもそもスキンケア用品に期待しない
- 化粧品で10歳も若返らない
- もともとターンオーバー(代謝)の能力がある
- 「研究で証明されました!」を信用しないでね
値段と効果は比例しない
- 高いと効果があると思ってしまう
- どの価格帯にも効果的なものがある
「何にもしないと老化していく」といわれますが、「人間の皮膚が入れ変わっていくことの手助けをする」これだけで十分と言うことです。
- 夏場は特に外に少し出るだけでも日に当たります
- 日に当たった時に肌にはダメージがあります
このダメージを防ぐだけでもスキンケアには有効です。
保湿剤(ワセリン)が美肌には効果的
上記の皮膚科学会の研究からわかることは、高い化粧水を使うのではなく、皮膚に膜をはればいいのです。



保湿剤に高いも安いも関係ありません。
- オイルを塗ると皮膚に膜を作る効果があります。
- 水分の蒸発を防げるので効果があります。
- そして肌に良いとされるほとんどの物質は体内に入っていきません。
よく半身浴をして毛穴を開いた後にパックをすると良い!!!と言いますが、残念ながら毛穴は開閉しません。
スチームとか美顔器とかで毛穴が開いて汚れが落ちた!!!と言いますが、毛穴って解剖学的に開閉しません。
最強のスキンケアルーチーン
風呂上がりにワセリンを全身に塗る。



保湿の基本は、水分の上から油で膜を張ることです。
- 風呂から出る
- 若干水滴があるくらいでワセリンを塗る
風呂場で使うときはツボで販売されているワセリンをが便利です。
バケツみたいでかなりデカイです。
400gで2000円なのでコスパ最強です、デザインについては気にしない事です、家でしか使いませんので。
チューブタイプのワセリン(商品名:プロペト)が持ち運びに便利
外出する時に持って行くならこれくらいのサイズが良いですね。
歯磨き粉と同じ大きさです。
化粧水は?
化粧水も実はあまり効果がありません。
なぜなら化粧水ってすぐに蒸発してしまいますし、入浴後であれば潤っているのでなおさら不要です。
たとえば、外出先でものすごい乾燥している時に、化粧水を塗ってからワセリンを塗るのは効果はあります。
でも女性の場合メイクをしているので、外出先で顔に化粧水を塗るシチュエーションはあまりないかと思われますが。
男性ならありですかね。
日焼け止めは何を選べばいい?
そんなに高いものを選ばず、継続して購入できるものを選びましょう。
バジャーの日焼け止めとかはアレルギー体質の方でも安心して使えるので良いのかなと思いますが、こればかりは値段とかを考えならがで良いと思います。
まとめ
値段と効果は比例しませんし、値段が高いものほどいいという考えはやめておきましょう。
あと遺伝子的に肌質は変わってくるので、肌が綺麗な人と同じものを使っても、同じ効果は期待できません。
- 日焼け止め
- 保湿
- 栄養
- 睡眠
です!



おまけと余談と
あれ?ヒルドイドは?
と思った方がもしいましたらと思い、少しだけ書いておきます。



この問い合わせがめちゃめちゃ多いです。
結論
ヒルドイド(ヘパリン類似物質)は処方薬です。
一般の人には渡せません。
- 医師が診察して
- 診断して
- 病名つけて
- ヒルドイドが病名に適応していたら
- 処方
これ以外ないです。
ちなみにどんな時に処方できるかと言うと
- ケロイドの治療
- 皮脂欠乏症
- 外傷
- 褥瘡
などなど、美容目的では処方できません。
ニュースになったのは、美容目的で処方しすぎてしまい、本来必要な方へ処方しにくくなってしまいました。
美容目的の人はワセリンと日焼け止め、病気の疑いがあれば皮膚科受診です。
それでもヒルドイドが欲しい方は、Amazonなどで「ヘパリン類似物質」で検索してみて下さいね。

