こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
こんな疑問に答えていきます。
☑ 本記事の内容
- 介護施設に防犯カメラがある
- 在宅介護の現場でも
- 防犯カメラを設置する理由
この記事はこんな悩みを抱えている方におすすめです!
介護施設に防犯カメラは必要?在宅介護でも設置する家庭が増えている理由
介護の仕事をするまで、高齢者とは
- 弱く
- 穏やか
- 成熟
- 正直
であると思い込んでいた。
現実は架空の虐待や暴言を捏造し、職員を陥れてあざ笑う高齢者、職員をいじめ抜くことでストレスを発散する。出血や痣どころか骨折に至る暴力をふるう高齢者がいることを知らなかった。
結構衝撃的な話題としてSNSで拡散されていましたね。
あくまで個人的意見としては、介護の現場に防犯カメラを設置する事は賛成です。
この件について深掘りしていきたいと思います。
介護施設に防犯カメラを設置する事について
実際にこのような意見は多く、世間の声の大半は同じ意見かと思います。
私は仕事上介護施設に出入りする事も多く、このような話は度々耳にします。
個人的主張としては防犯カメラの設置は賛成なのですが、その理由は
- 職員を守る
- 職員の監視をする
- 家族への説明の材料
この辺が大きいかと思います。
防犯カメラが必要なシーン
例
食堂のフロアにいた車いすの高齢者がずり落ちていた。
近くにいた入居者の話によると、お茶をとろうとして落ちたようだ。
しかし目撃したのも認知症のある高齢者なので、どこまで信じていいかわからない。
ずり落ちた高齢者は車いすに挟まり足を骨折した。
家族に報告したところ「なぜ見守っていなかったんだ!お茶をとろうとしてずり落ちるわけがないだろう!?嘘をついている!」とかなり怒っている。
本人は自分で落ちたと言っているが、家族は信用していない様子。
証拠がなく、施設側としては説明できない。
このような事件が起きた場合、もし防犯カメラがあれば施設側としては家族に証拠を提示することができクレームにならずに済むかもしれません。
介護施設に防犯カメラを設置出来ない理由
金銭的な理由
介護施設と言っても種類は様々です。
- 特養
- 有料
- グループホーム
- 老健
- 軽費老人ホーム
大手の有料老人ホームで稼働率が高いところであれば、ある程度の資金力はありますが、特養や老健に関しては限界があります。
入居者からとる訳にもいきませんし介護報酬も低いので。
一応防犯カメラ設置に関しては補助金や助成金の制度もあったりするのですが、まだ浸透はしていない気がします。
介護施設での防犯カメラの設置についてはこちらにも書いてありますので、参考になるかと思います。
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>>防犯カメラのトリニティー
プライバシーの問題
プライバシーに関しては難しいところですが、そもそも介護施設というある種の公共の場ですので線引きは難しいですね。
徘徊の監視の為に
- 出入口
- 廊下
- フロア
- エレベーター前
このあたりであればある程度許容されるかもしれませんが、居室内となると微妙なところですね。
ただ転倒やベッドからのずり落ちなどは居室トラブルなので、家族の許可があれば設置してもいいのかなと思いますが。
防犯カメラの設置 | 賛成の意見
- 物取りの証明
- 過失の所在
- 虐待の監視
こんなところでしょうか。
近年介護職員が入居者に虐待をするケースもあります。
防犯カメラがある事で抑止力にはなりますよね。
ただしこれも
- 居室内
- 入浴介助
このあたりで行われる事があるので、プライバシーの観点から難しいと思われます。
まとめ
結論としては、責任の所在や職員を守る為に介護施設に防犯カメラを設置するのはいいかなと言ったところ。
ただし居室内については、家族の同意は必須でしょうか。
在宅介護いおいても、独居の親を別居の家族が見守る為に防犯カメラを設置するのはありかなと思います。
自宅の場合は費用も取り付けについても自己判断で出来るので問題ないかなと思います。