やる気”って言葉はやる気の無い人が作った造語ですよね。仕事のやる気が出ない時は1mmだけ行動するのがおすすめです、そうすると慣性の法則で意外と作業がすすみます。
文章を作成する作業なら1行だけ書いてみるとか。でもほとんどの人は1行で辞めずに3行くらいは書きます。1mm行動するのは効果的。
ウェブマーケティングはホントにやる気のありなしがわかる分野だと思います。
IT系や転職系のサイト・会社だと100%やってますよね。
それに比べて、医療機関ではほとんどやっていません。
今回はちょっとまじめ?なオハナシ。
医療機関がウェブマーケティングを覚えると集患が捗る | 保険診療のクリニックはやるべき
自費がメインのクリニックはネットの集客にものすごく力を入れています。
- 美容の点滴
- インプラント
- プラセンタ
- ホワイトニング
- エステ
こんな感じ。
病気ではないので、健康や美容に興味のあるユーザーの取り合いです。
ホームページもとてもきれいで、スマホ用にも特化されていますよね。
写真もカメラマンを雇ってオリジナルの素材を用意しています。
勿論SEO対策もばっちり。
しかし、保険診療がメインのクリニックや病院はほとんどウェブマーケティングをしていません。
何故病院はウェブマーケティングをやらないのか?
結論は簡単です。
独立・開業したクリニックの院長は、一般企業で働いた経験がありません。
医学部を卒業して、すぐ研修に入ります。
勿論ビジネスマナーとか経営に関する教育は受けていません。
研修先はそれなりに大きい病院なので、患者が来ます。
つまり、医者にとっては病院があれば勝手に患者が集まると感じてしまうわけです。
そんなことないだろうと見ている方は思うかもしれませんが、世の中の院長の思考、現実はこんな感じです。
プライドが高く、上から目線なので頭を下げる営業活動とかもちろんしません。
事務長が宣伝・営業活動をした方が良いと進めても中々首を縦に振らないものです。
そうして患者が集まらず訳の分からない広報をやったりします。
チラシを近所に置いてみたりポスティングをしてみたり。
病院は商圏が決まっているので、ある程度はチラシ配りでも効果があるかもしれませんが、どのくらい反響があるのか効果測定するのが困難です。
そもそも、病院はポスティングとかするのはまずいんですけどね。
病院はどんな宣伝をすると効果があるのか?
患者が病院を探すときって「新宿 皮膚科」とか、「渋谷 プラセンタ」とかこんな感じで探しますよね?
「地名+科目」
です。
そうやって出てきた検索結果の中から、口コミの評価を見たりホームページのデザインを見て直感で決めるわけです。
それと病院の雰囲気。
雰囲気を知る為には、SNSをやっておくのがベストです。
クリニックのスタッフの雰囲気や、可能であれば顔出しの写真。
治療の事は書かなくてもいいのですが、最近〇〇しました!とかで結構です。
よく地域の活動をしたとかSNSに掲載している病院も多いです。
これって結構効果的!
ぶっちゃけ治療のうまい下手って患者側からするとよくわかりません。
歯医者を例に出すと、痛くない歯科医院は良くて、痛い歯科医院は下手。
こんな感じの評価になってしまいます。
ですが、しっかり治療すると痛みは出るので痛い痛くないでは治療のうまさは評価できないんですよね。
つまり、いかにクリニックの雰囲気をよくするかが集患のポイントです。
病院の広報担当・院長がすぐにやるべきこと
まずはホームページを見なおしてみましょう!
このご時世クリニックのホームページが無いのは集患にとって無理ゲーです。
やるべきことはこんな感じでしょうか。
- スマホでも見やすいように
- Twitter・インスタをやる
- ブログをやる
- 料金表を作る
- 口コミサイトに登録する
ユーザーのほとんどはスマホで閲覧しています。
画像が重すぎたりすると直帰率が上がって、せっかくいいホームページでも見てくれません。
SNSに関しては、定期的に発信していく事でホームページへの流入を促しましょう。
ホームページ+SNSが今後のトレンドです。
さらにはユーザーが気にするのは
- 口コミ
- 料金
この二つです。
中々保険診療で料金表を掲示するのはリスクもあるのですが、やった方が良いです。
(やっていない治療の点数を算定する病院が多すぎ)
口コミサイトに関しては
- 病院ナビ
- ドクターズファイル
- EPARK
この辺に登録すれば網羅的に集患出来ると思います。
最終的には院長の判断にはなりますが、このご時世病院もマーケティングしていかないとつぶれます。
変な業者を使う前に、無料で出来るSNSあたりから始めてみると良いかもしれませんね。