鍵垢・オンラインサロンが人気の理由 | 好きな人だけと付き合う方が有益

こんにちは、ゆえです。
先日こんなツイートをしました。

既存のアカウント+鍵垢(@~)をbioに載せるのって、とてもいいですよね。平和なところで好きな事を発信する。鍵無しだと色んな所から石が飛んできますので。さらには、もしクリエイターであるならば、Fantiaとで月額課金にするのもありだと思うんです。好きな人に自分を買ってもらうのって良い事。

ゆえ
この記事はこんな人に向けて書いています。
Twitterは楽しいけど批判はつらい、ネガティブな投稿を見るのも疲れるな。
もう一つは鍵垢で作ってみようかな、でも人が集まるか心配。
オンラインサロンって何か怪しい、でも流行っているし興味はある。

特徴や雰囲気など深掘りしていきましょう。

それではしばしお付き合いください。



鍵垢・オンラインサロンが人気の理由 | 好きな人だけと付き合う方が有益

  • 鍵垢
  • オンラインサロン
  • ファンティア(ファンクラブ等のSNS連携のサブスクサービス)

このようなサービスの概念は、自分のファンとファンが双方向でいろいろ交流ができるところです。

今までのいわゆる「芸能人のファンクラブ」は、スターやアイドルがいて、1対nの関係でした。

しかし現在の主流は

ゆえ
n対nの関係の創造であり、それを提供する場所がオンラインサロンや鍵垢であり、スマホとかFacebook、もう少し古いところで言うとミクシーとかグリーの機能によってもたらされた時代背景とかもいっぱいあって、「待ち合わせ場所」みたいなものです。

しかしこのご時世、「僕もオンラインサロンを作る」っていう人がたくさん出ていますが、そんなに簡単なものではないと思います。

配信が主流の時代に、CDの販売でミリオンセラーを出すくらい大変です。

オンラインサロンてすごくポテンシャルがあるけれども、胡散臭いと言われることもあります。
いろんな人が胡散臭いと言って潰そうとしているけれども、そこを突破できるぐらいのポテンシャルがあればすごく効果がある。

しかしその胡散臭さをいかに取れるかがポイントです。

ベートーベンとかの時代、1770年~1850年位の音楽家の時代には「音楽サロン」と言うものがありました。

いわゆるパトロンと一緒で、音楽だけでも食えないから、仕事をサポートしてくれる人がいて、芸術家を支えようとするパトロン要素も鍵垢やオンラインサロンには多分にある思います。

Amazonの欲しいものリストも、支援者の為の一種のパトロンツールです。



オンラインサロンについて簡単に説明します

ゆえ
基本的には会員制のコミュニティサービスで、著名人が主催をしている、いわゆる「サブスクリプションモデル」という形での月額課金制のサービスが多いです。

ではどういうことやってるかと言いますと

  • みんなで色んな活動したいとか
  • 著名人の方がいろんなコンテンツを投稿したいとか
  • いろんなスキルを身につけられたりとか

多様なサービスが行われています。

有名どころで言うと、キングコング西野さんの「エンタメ研究所」というもので、月額1,000円で会員数は約26,000人という、日本最大のオンラインサロンのサービスです。

他にはホリエモンの「堀江貴文のイノベーション大学」と言うものがあって、これは月額11,000円と高額なんですが、約1,300人の方が加入されています。

もう一つ、オリラジ中田敦彦さんの「プログレス」というサービスで、月額5,980円で、こちらは人数は非公開ですが、このように様々なオンラインサロンが出ています。

人気オンラインサロンの比較

わに
各オンラインサロン名のところにリンクを貼っておくよ!
主催者 西野亮廣 堀江貴文 中田敦彦
サロン名 西野亮廣
エンタメ研究所
堀江貴文
イノベーション大学校
PROGRESS
会員数 26,000人 1,300人 非公開
月額 1,000円 10,800円 5,980円
開催場所 Facebook Facebook Facebook
  • なぜ人はオンラインさらに集まるのか?
  • 今後オンラインサロンはどう進化していくのか?

ということを考えていきたいと思います。



オンラインサロンのあるべき姿とは

オンラインサロンはいわゆる一つの街のようなものです。

それも一般的な街ではなく、一つの理念を共有した街

月額課金で得た収益、つまり税金のような解釈で良いのですが、その税金を住民に還元する仕組みになっています。

つちのこ
月額料金は儲けを出すものでは無いです。
集金をして、オンラインサロンのメンバーで何かする時の為の積み立てです。

キングコング西野亮廣さんの場合は、サロンメンバーの皆さんに楽しんでいただくために、月額の収益を使って美術館を作りました。

建物自体もアートとして、そして美術館に展示するものもサロンメンバーが見たいものを置いています。

数億円かかったそうです。

つまり月額課金という税金を集めて、その税金を使って自分たちが作りたいものを作る。

参加者と言うよりスタッフ側目線

サロンメンバーが主役になっています。

例えば、建設中のサグラダファミリアに観光に行くよりも、サグラダファミリアを作りたい人がオンラインサロンに集まっています。

一人では頑張れないし実現できない事を、頑張れない人がみんなで頑張るために、司令塔(主催者)が一人いる溜まり場(街)のようなイメージです。

ゆえ
理念に集まるってすごい今っぽいですし、オンラインサロンについてはサロンメンバーに仕事を発注する、つまり外注するイメージです。
一般企業で外注するときの一番の弱点は、理念のすり合わせに時間がかかること。

わに
しかしオンラインサロンの場合は、このすり合わせの時間が省略できている。
すり合わせにコストがかからないのが最大のメリットです。




自分が作ったオンラインサロンや鍵垢なら理念のすり合わせが出来ている状態【ストレス無し】

わに
例えば、自分で会社を作ってメンバー(社員)を揃えてしまうと、そのプロジェクトに予算っていうのはあんまりかけられない事が多いです。
会社の方針と違っていたり、そもそも利益が見込めないものだとなおさら。
とかげ
それを解決しようとするのであれば、理念が集まってる人たちの所に外注するのが一番無駄がなくて良い方法、つまりオンラインサロンのメンバーに外注するという事です。

儲からないけどやっていけるのがオンラインサロンであり、いわゆる学生の文化祭みたいなものです。

  • 予算内で限られたことをやる
  • 面白いことをやる
  • 好きなプロダクトを扱う

オンラインサロンの着地はわからなくて良い

やり切った向こうに何があるかわかんないけど、「まずできることをやってみようよ!」というところと、「最終的にどうなりたいか」と言うのがわからないのが面白いところ。

Facebookの秘密のグループや、ちょっと前のmixiの非公開グループみたいなものです。

ゆえ
説明が難しいのですが・・・。
コンテンツのクオリティっていうもの自体が無くなっていて、コミュニケーションすらもコンテンツの中にドロドロと溶け始めてるのが今のコンテンツという考え方でもある。
  • 誰でも笑ってくれる観客は中でやるお笑い
  • アウェイの中でやるお笑い

必ず笑ってくれる自分のファンが一番お金を払ってくれるとなった瞬間に、「ここでやってることもぬるいな」と気付いて外に行けるかどうか。

もしくは批判の無い世界で楽しむのか。

口先だけのボケはユーザーも飽きていて、もっと体を張ったボケ(イベント)をユーザーは期待している。

その為に月額課金して、高度なお笑いを求めている。

このような考え方すらも自由です。

結局、今後どうなっていくのかはやはりわからないですね。



自分の意見に近い人だけしかネットの中では情報として入ってこない

鍵垢やオンラインサロンにどっぷりつかると、自分がいるところが世界の中心なんじゃないかとか勘違いします。

つまり自分か、それを落とそうとする人しかいない社会になっている。

そのうち突き進んでいる中で、「オンラインサロンでは批判厳禁ですよ」みたいなことを言われていて、どんどん居場所がなくなって狭くなっていく人もいる。

課金してまで交流したい人だから普通に建設的な議論にはなる

無料のものだと、中身のない意見が多く、今となっては炎上しても何も感じないと言う人がサロンオーナーや鍵垢ユーザーには多いです。

有益な議論は、オンラインサロンでしかしない方が良いです。

正論なんて誰でも言えるし、そうするともう間違いにしか価値がなくなっていて、「間違ってるけどその意見いいよね」ってところが評価できる。



鍵垢もオンラインサロンも一種の鎖国性 | 閉じてることの大切さ

「お前なんか!」って言われてはじかれた人たちも、自分で安息の場を選べて、さらにそこが鍵で閉じられていると安心できる。

ゆえ
入るまでは(鍵垢に申請とか)少し勇気がいるけれど、入ってしまうと守られている感覚はあるよね。
わに
オープンな場での発言と言うのは、議論をするのではなくて、論破をいかにするかっていうことに力を入れている気がします。

いわゆる、あげ足とりです。

ごちゃまぜの無料な情報に踊らされてるのではなくて、ちょっとお金を払ってセレクトする事で、有益な情報が手に入る。

オンラインサロンだけでなく、ファンティアやファンクラブがまさにそんな感じ。

大衆食堂なのか個室のお店なのか

大事な話をする時って、大衆食堂とかオープンなカフェでは話さないで、ちゃんとした個室のあるお店に行きますよね?

つまりオンラインサロンなどはその個室料金みたいな考え方です。

自分が特別だっていう承認欲求を満たせる場所、つまりかっこいい場所で差別化をはかる事が出来る。

ただし、個室の中で何が行われてるとかっていうのは、人によって違うし、バックグラウンドも違うし、価格設定も違う。

しかしそれでいいし、入りたい人だけ入ればいい。
不満な人は入らなければいいだけです。



有名人やインフルエンサーがオンラインサロンや鍵垢で成功するとは限らない理由

Twitterやインスタで有名な人、つまりアルファアカウントやインフルエンサーの方がオンラインサロンをやろうとすると、影響力はあるが運営がうまくいかない事が多い。

もちろんそれでもうまい人はいますが。

フォロワーが多い事とコミュニティ運営は全くの別物で、とても難しいと思われます。

フォロワーが5万人とか10万人いればうまくいくというわけではなく、コミュニティとなったら、会社や趣味の活動でもそうだけれど、自分の意図しない動きをする人が出てくる。

フォロワー数を企業の従業員数で考えてみる

従業員が300人の会社と、1万人の会社だと背負っているリスクは違うと思う。

1万人ぐらいの会社になると、おそらく年間数10人~100人ぐらいは辞める人は出てくるし、規約に反する行動をする人も出てくる。

ゆえ
フォロー解除やブロック、Twitterの退会や凍結だと思って下さい。

こういったリスクを全部代表が取らなきゃいけません。

300人くらいの会社であれば、多少辞める人は出てくるが1万人規模の比では無いですよね。

しかも、300人位であれば、ある程度顔と名前と性格位は把握できると思うので、大きなトラブルになる前に処理できます。

鍵垢やオンラインサロンに気持ち悪さを感じる人も一定数いるが

鍵垢やオンラインサロンにおいて、気持ち悪さって何か考えると、立ち上げた人の意見に対しての肯定しかない極性と、それを助長するかのような反対意見に対しての周りの排除行動があるところです。

しかしこれは大事なところで、無駄な反対意見というのはいらないということ。

別に反対だったらここから出てもいいし、離脱する自由があり強制した集まりではないです。

ゆえ
SNSで発信や受信をみんなが始めるのが、何かしらSNS疲れで第2フェーズへ移行しているって事だと思います。

個人の時代、旗振っている人もいれば旗の下でワイワイやってる人もいる、興味のある人同士は楽しい。

面白い面白くないではなくて、そのコンテンツを提供してる人の生き様が好きであって、そういった場の盛り上げが楽しいという事ですね。

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