こんにちは、ゆえです。
先日こんなツイートをしました。
欲求が不完全燃焼の状態の時にアドバイスをしても相手の耳に入らない、相手が話きったか確認したいときは「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」で相手に安心感を与えるとこちらの要望が通りやすくなります☺️
— ゆえ (@yue_ooo000ooo) February 14, 2020
欲求が不完全燃焼の状態の時にアドバイスをしても相手の耳に入らない、相手が話きったか確認したいときは「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」で相手に安心感を与えるとこちらの要望が通りやすくなります☺️
相手を自分の都合のいいように動かすには様々なテクニックがあります。
上記もまた一ついい方法ですね。
もっと簡単なのは、相手にアドバイスを求めつつ指示出しをする事。
それでは考えていきましょう!
相手を動かすには命令ではなくアドバイスを求めると効果的【裏技】
当然のことながら、人に何かをしてもらいたいと思ったら、それを伝える必要があります。
では、相手の自己重要感を満たす指示とは具体的にどうすれば良いのでしょうか?
それは指示を出さない、命令しないと言うことです。
それではこちらの意図が伝わらないので、そもそも人を動かせるわけないのではないかと思ったかもしれません。
指示出しの本質は指示を出さずに会話の中で、相手が何をするべきか自分自身で決めてもらう方法です。
人間は、人から言われたことよりも、自分でこうすべきだと考えたことの方を優先して行動に移す性質を持っています。
それでは、どのようにすれば、会話だけで、こちらの望む通りのことを指示するとも相手が気づいて行動してくれるようになるのか。
アドバイスを命令に変換する
指示したい事柄に対して、相手に「この場合はどうすればいいだろうちょっと教えてもらえるかな」と伝えるのです。
こうすると、相手は「今、自分が頼りにされてるな」と自己重要感が満たされます。
自己重要感が満たされると、同時にその事柄に対しての責任感が芽生えます。
そして、その後の行動も指示された時とは大きく異なり積極的になります。
「やれ」と命令されるよりも「お願いできるかな?」と疑問形で依頼された方が、平均して作業者のパフォーマンスが上がります。
うまく疑問形を使ってアドバイスを求めることで、相手の行動をコントロールすることが可能となるのです。
命令するのではなく、アドバイスを求めると言うのは、根気強さを求められる方法であることは間違いありませんが、関わる全ての方々が気持ちよく動いてくれる伝え方です。
しかも長い目で見れば、自らの頭で考えて動ける仲間たちを増やすことにつながるため、実践してみましょう。
自分と一緒に仕事をすることを含めて、関わることが気持ちいいと言う人が増えるのは、人望を得ることに直結します。
人を動かす影響力や人望を得るためのコミニケーションに、最も必要な力の1つは忍耐力なのかもしれませんが。
聞き上手は話し上手
聞き上手な人の会話の特徴は。
- 相手8割
- 自分2割
だと言われています。
なぜ、相手が話す量を多くさせたほうがいいのか。
それは、人が話を聞いてもらうだけで自己重要感が満たされるからです。
だから、聞き上手な人の下には常に人が集まり、頼られ、人望を得ることができるんです。聞き上手とは話を聞くことが上手なのではなく相手に話させるのが上手なのです。
では、どうすれば上手に相手に話させることができるんでしょうか?
聞き上手な人の質問の例
相手にしてみれば質問をされるから話しはじめるだけの事。
この時、会話の主導権は誰が握っているかと言えば、質問をしている人です。
会話の行き先は質問によって決められているわけです。
でも、相手に何を質問したらいいかがわからないと言う人も多いと思います。
コミニケーション関連の本には「質問は5W1H」について質問すると言うものもよくありますが、実は事前に何を質問するかを考えていなくても、会話の流れによって相手への質問が次々と出てくる方法があるのです。
猫を例に質問を考えてみる
例えば私があなたに「好きな動物はなんですか?」と聞いたとします。
以下質問の流れを見てみてください。
すこし極端な例ですが解説します。
- 好きな動物
- 好きな猫の品種
- 飼ってるのか
- 高いっていくらするのか
こんな感じで相手が言った事を深堀していきます。
動物→種類→品種→値段
深堀の目安は5回くらい
このように、話のネタをどんどん小さい規模にしていくことで、より具体的な質問になり相手が話しやすくなります。
こうしたテクニックを使えば、たいていの質問に困ることも、事前に質問を準備しておく必要もありません。
ただし、人の心動かす影響力を得る会話の本質は、あくまでも相手の自己重要感を満たすことにあります。
相手にたくさん話してもらうことができるのであれば、わざわざこのような小技を使う必要はありません。
技術やテクニックばかりに目を向けるのではなく、本質的な目的を忘れないようにすることも大事です。