こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
他人を褒める事は強力なコミュニケーションのテクニックです。
人を褒めるとか、他人の話を聞いてあげるというのは他人の脳にとても強烈な快感を与えるということが分かっています。
人間ってご飯を食べたり、お金をもらったりすると脳が究極に興奮します。
今回はそんな「褒める」について考えていきましょう。
他人を褒めることは強力なコミュニケーションテクニック【迎合】
つまり「他人に認められている」という感覚が、僕らに大きな興奮をもたらすのではなかろうかということです。
しかし褒め方にはポイントがあって、上から目線でお世辞を言うのではなく、相手の話を聞きつつ、認めつつ、興味を持ちながら褒めるということが大事です。
つまり聞きながら褒めるということです。
他人を褒めるメリット及び正しい褒め方
社会的な承認というものは、金銭的な報酬と同じぐらい効果があると結果が出ています。
まずは感情を乗せることがポイントです。
無感情であれば褒めないほうがマシです。
不誠実な称賛に対してはとても敏感です。
つまり相手に「操作しようとしてるな」と感じられるような言い方は逆効果です。
極端な言葉を使って褒めるのはやめましょう
自尊心の低い相手とか、褒めた分だけ調子に乗ってしまう人ならいいのですが。
ある程度頭がいい人っていうのは、疑い深いし、強い褒め言葉程度は逆効果になることが多いです。
簡単にできることを褒めてはいけない
もし僕らが相手の業界を褒める時には、難易度的に難しいかどうかを判断しましょう。
例えば高級なフランス料理のシェフを褒める時には、どちらが効果的だと思いますか?
- この肉が美味しいね
- このソースが美味しいね
正解は2番です。
料理人はソースにすごく時間をかけます、肉は美味しいけど焼いただけです。
これはターゲットをよく観察しなければならないということです。
簡単なことを褒めてしまうと「分かってない奴」と思われてしまうが頭の悪い奴だなと思われてしまいます。
分かってくれている人なのか、わかろうとしてくれてる人なのか。
どちらのポジションか確認しましょう。
畑違いのジャンルの時は相手が先輩
自分のジャンルの話し以外をする時は、相手の方が先輩になるということを認識しておきましょう。
ジャンルの違う人を褒める時は、運や才能ではなく、努力や戦略を褒めたほうがいいです。
相手が自分でコントロール出来ないものは褒めない方が良いです。
例えばプロバスケットボール選手を褒める時
どちらが言われて嬉しいですか?
ちなみに僕はバスケの知識はほとんどありません。
スラムダンクで読んだくらいの知識です。
前者の褒め方の悪いところを考えてみましょう。
- 背が高くて→背が低かったら褒めるところはないのか?
- 背が高くてリバウンドが取れる→背が低くてもリバウンドが上手い人はいる
才能や運を褒められる人っていうのはコンプレックスを持っている可能性があります。
特に自分でコントロールの難しい才能の場合は特にです。
バスケのプロになるくらいの人であれば、学生の頃などに「背が高い」は飽きるほど言われてきたでしょう。
身長以外に褒めるところは無いのか?と本能的に感じてしまいます。
一方後者の褒めは?
才能があると言われる人ほど、自分の努力を褒めて欲しがっています。
後者の場合は、練習で身につくスキルです。
- どんな練習をして
- 相手の動きを研究して
- 体の大きさに関係なく出来る事
これを褒められると嬉しいです。
才能や運を褒めてしまうと、もしそこが無くなった場合、その人の価値はどうなるんだろう?と、マイナスのイメージを与えてしまうことがあります。
努力によるものなのか才能によるものなのか
相手が好きでやっている事であれば褒めないほうがいいです。
褒めるのではなくて、こういう時はアドバイスシーキングといって相手に助言を求めて迎合すると非常に効果的です。
アドバイスシーキングについては過去記事で詳しく書いています。
他人を褒めるのって落とし穴があります。
「何か狙いがあるんじゃないか」とか、「わざとらしい」とか思われてしまいます。
褒められて「嘘くさいなー」っていう経験があると、他人を褒めなくなってしまいます。
褒める相手のターゲットとあまり近しい関係でない場合、一線を越えるようなお世辞をいう場合はリスクがあります。
お世辞を言えるほど情報がない場合は言わない方がいいです、ただの知ったかぶりになってしまいます。