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【見えない水資源】バーチャルウォーターに依存している日本

こんにちは、ゆえです。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。

今回はバーチャルウォーターと環境問題について書いています。

それではお付き合いください。



【見えない水資源】バーチャルウォーターに依存している日本

多くの人にとって、地球規模の環境問題を自分事として捉えるのは、なかなか難しいことだと思います。

しかしながら、自分が生きることになる将来の社会を予測し、そこから逆算しながら環境について考えることが、可能性としての未来に確かな手探りを持つために必要不可欠なことです。

SDGsには環境保護に関する目標がいくつもあります。エネルギーをみんなにそしてクリーンに気候変動に具体的な対策を海と陸の豊かさを守ろうなどです。

今の20代後半から30代が学校で学んでいた1990年代頃までの環境問題は、先進国の消費生活が開発途上国の豊かな自然を破壊すると言う文脈で考えられ、語られてきたように思います。

例えば、先進国が考える豊かな生活は、開発途上国で行われている森林の伐採や工場からの産業用排水の垂れ流しといった犠牲の上に成り立っていると言う考え方です。

しかし近年は、発電機に入った途上国による自然破壊が深刻

温室効果ガスの排出量を各国で比較すると、上位10位までに。

  • 中国
  • インド
  • インドネシア
  • メキシコ

などの新興国が入り、「先進国」対「開発途上国」と言う従来の対立軸はもはや意味をなさなくなっています。

現在の環境問題は、個別の地域の問題もさることながら、人類全体でその課題にどう向き合うかが問題になっています。

その環境負荷を数値にし、世界規模での流れを理解した上で取引可能にしようとする取り組みも増えてきました。



安全な水とトイレの確保が大切

水不足が世界的な問題で、SDGsの目標の中にも「安全な水とトイレを世界中に」とあります。

WHOとユニセフによる水の衛生に関する共同モニタリングプログラムでは、安全に管理された飲料水について。

  • 自宅にあり
  • 入手でき
  • 排泄物や化学物質に汚染されていない

改善された水田から得られる飲み水としていますが、それが叶わず、確保が難しい地域もたくさんあります。

とは言え、水資源が豊富な日本に暮らしていると、この目標について考える機会はほとんどないかもしれません。

しかし、実は日本人には目に見えない形での大量の水資源を消費していると捉えることができます。

日本は水を輸入している

日本は水が豊富どころか、水を外国から輸入している国と言うことになります。

というのも、農作物や畜産物などを生産する際には、実は多くの水が使われています。

その見えない水資源のことをバーチャルウォーターと呼びます。

海外から大量に農作物輸入している日本には、それを通じて大量のバーチャルウォーターが流入しています。

ゆえ
ゆえ
例えば、1キロのとうもろこしを生産するには約1800リットルの水が必要とされ、さらにそれを食べて育つ牛の肉には1キロあたりその約20,000倍の水が必要と言われています。

牛肉を海外から輸入して食べている日本人は、この市場の計算上は牛肉を通じて輸入し消費していることになります。

干ばつや水不足といった現象面だけを見ていても、環境問題の本質を理解することが困難です。



ITの発展で現状が見えにくい

現代の様々な物流や活動のネットワークが複雑に入り込んだ世界では、影響のつながりの全体像を見ないと、本質を捉えづらいのではないでしょうか。

食料生産のために必要な耕作地や牧草地、加熱処理や暖房冷房に使用する燃料、紙や道具の原材料となる森林、排出した二酸化炭素の吸収のための緑地、廃棄物の浄化に必要な質と言うように、人間のあらゆる活動から必要とされる土地面積を逆算すると、先進国の多くは自国の国土面積を上回る計算になります。

ちなみに、日本の場合、今の生活を維持するのに必要な土地の広さが日本の国土の7.1倍、現在の世界全体の人々の生活を支えるには、地球が1.7個分必要と言われており、すでに地球が吸収、浄化できる能力を超えてしまっています。

こうした時刻以外との関係性を明らかにしながら議論することが関係を考える上では重要な取り組みです。

近年、温室効果ガスの削減目標に、全世界が協力して取り組んでいるのも、それに応じた動きです。

温室効果ガスが大気中に拡散するため、営業が全世界に及ぶのが周知の通りです。

そのため各国が排出量を可視化し、責任を持つ仕組みによって削減に取り組んでいます。