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万年筆初心者向け「Amazon・楽天で買える」おすすめ万年筆ベスト3
万年筆もハードルが高く感じられるもののひとつだと思います。
よく高級筆記具と言われているのを目にしますが、実は手軽な値段で挑戦できるものもたくさんあります。
今回は初心者の方にオススメの万年筆を3種類紹介したいと思います。
kakuno カクノ(PILOT)
- 小売価格:1,000円+税
- ペンの太さ:EF・F・M (O・P・R・LG・L・GYはF・Mのみ)
- ペン先:特殊合金
- インク補充方法:カートリッジ・コンバーター両用式
- Amazon口コミ:星4.5
まずご紹介するのはkakuno(カクノ)です。
全体的に六角形で作られていて非常に持ちやすく書きやすいことが特徴です。
手にしてみると馴染みやすく、グッドデザイン賞・キッズデザイン賞を受賞していることもよくわかります。
万年筆はペン先を正しい向きで持たないとうまくインクが出てこないものですが、kakunoは初心者にも正しい向きがわかりやすいようにペン先に笑顔のイラストが刻印されています。
見た目もかわいらしく、子供にも大人にも使いやすいペンとなっています。
PILOTにはカートリッジインキも8色あり、どれも鮮やかなカラーとなっています。
わかりやすさを重視して作られているため、入門には最適な万年筆のひとつです。
preppyプレピー万年筆 (PLATINUM)
- 小売価格:300円+税
- ペンの太さ:EF・F・M
- ペン先:ステンレス
- インク補充方法:カートリッジ・コンバーター両用式
- Amazon口コミ:星4.0
こちらのpreppy万年筆の一番のポイントは価格です。
300円のものでちゃんと使えるのか?と考える方もいるかもしれませんが、累計販売数は1,000万本にまでのぼっています。
様々な高級筆記具を出しているブランドだからこそ300円でもこの書き味のペンが作れるのではないでしょうか。
そういう違いも万年筆ならではですね。
ペン本体が透明感のあるものなので、インクとペン本体の色の組み合わせでも楽しむことができます。
PLATINUMのインクカートリッジはポップで明るい印象をうけるものが多いです。
万年筆はインクが乾燥しやすいことが難点に挙げられますが、preppy万年筆は「スリップシール機構」という気密性のあるキャップを採用しているため長期に渡って使用できることも魅力的です。
ハイエースネオ万年筆 (SAILOR)
- 小売価格:1,000円+税
- ペンの太さ:F
- ペン先:ステンレス
- インク補充方法:カートリッジ・コンバーター両用式
- Amazon口コミ:星4.0
ハイエースネオ万年筆の特徴は細さです。
kakuno、preppyと比較するとペン本体もスリムでスタイリッシュなデザインとなっています。
持ったときの軽さもポイントのひとつです。
ペン先もかなり細く、細かい文字を書くには適していると言えます。
ボディ部分は職場でも使いやすいシンプルでマットなカラーになっています。
かなり細いペン先で最初は紙に引っかかるような感じがするもしれません。ですが、万年筆は使えば使うほど手に馴染むようにペン先が変化するものなので、すぐに馴染んで使いやすい固さに変わります。
”ハイエースネオクリア万年筆”という、ボディもペン先もクリアカラーのものも発売されています。
インクの流れも美しく見えるため、カラフルなインクで遊びたい人にはクリアカラーもオススメです。
万年筆の専門用語の解説
こちらで解説しますね!
ペン先の種類が略語になっている
- EF:極細
手帳に書くときに - F:細字
一般的なノートに - MF:中細
年賀状に - M:中字
万能な万年筆定番の太さ - B:太字
かっこいいサインを書くときに - Z:ズーム
角度によって太さが変わる上級者用 - MS:ミュージック
楽譜やイラストに
万年筆インクというのは、色自体が同じでもペンの太さが変わるとまた違った味が見えてくるものです。
紹介した3種類の万年筆にはEF・F・Mがあります
EF(極細字)とF(細字)は細かい文字を書くときにオススメです。
日本語は漢字があるため、細字の方が潰れずに見やすく書けます。
手帳やメモなどに小さく書き込む場合には細めの方がオススメです。
M(中字)は万年筆らしい太さで、乾いたインクの濃淡が出やすいです。
濃淡の美しさを楽しむのも万年筆の醍醐味のひとつですので、大きめのノートに文字を綴る機会がある方にはぜひ中字の万年筆を楽しんでいただきたいです。
内容はさておき太さを見ていただければと…。
継続出来るか不安だからこそ万年筆は安価なものから
継続できるかわからない。
スタンダードな万年筆は約5,000円くらいが相場です。
興味がある程度、趣味を勢いで始めるために万年筆で5,000円を使うのは少し躊躇してしまいますよね。
その点、今回紹介した。
- kakuno
- preppy万年筆
- ハイエースネオ万年筆
この3点は、どれも費用が低く抑えられるため気軽に万年筆デビューができます。
ペン先の素材にも種類があり、代表的なものとしては金が挙げられます。
金のペン先は、確かに滑らかに書くことができて気持ちが良いのですが、そうなると一気に価格が跳ね上がってしまいます。
万年筆の高級品のモンブランは1本5万オーバー
参考までに、名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、万年筆で有名なモンブランのペン先が金のタイプは、Amazonで56,785円です。
そのため最初に使うペンとしては安価で入手できるステンレスやスチール素材のものが良いでしょう。
お手入れしやすいこともポイントです。
万年筆は長い期間使わない場合にはインクが乾いてこびりついてしまうので、事前に綺麗に洗って保管すると良い状態が保てます。
高価なものだと失くすことも不安ですし、しっかりお手入れをしなければと気負うのも嫌ですよね。
そういう点でも1,000円弱で手に入れられる商品だと安心できるのではないでしょうか。
万年筆は用途に合わせてインクの色を変えて数本持つ
使用用途に合わせて何本も持つのも素敵です。
- 仕事用にはブラックまたはブルーブラックのインクを入れたもの
- 日記を書くために好きな色を入れたもの
- 鮮やかなカラーで遊ぶもの
など、様々な使い道があります。
相性の悪いインク同士が混ざるとひどい場合にはペンが詰まってしまうこともあります。
色を変えたい際には綺麗に洗浄し、それを乾かさなければいけません。
詰まって使えなくなるようなことは余程ひどい汚れになってしまったときだと思いますが、心配しながら使いたくないですし、洗浄ばかりも手間になってしまいますよね。
手持ちに何本かペンがあると洗浄の手間なく用途に合わせて使用できます。
ペン先の固さを楽しもう
また、万年筆はブランドによってペン先の固さが変わってきます。
今回紹介した中だと。
- preppyは柔らかめ
- ハイエースネオは固め
- kakunoはふたつの中間ぐらい
最初のペンとしてはkakuno(カクノ)は初心者は手を出しやすいかもしれません。
このような比較もペン自体の費用が高いとそれだけで負担になってしまいがちですが、1,000円という価格なら初心者でも気軽に遊びに挑戦できます。
安い万年筆でもちゃんと書ける?
それは安い万年筆でも同じです。
しばらく使ったあとに同じ商品の新品と比較してみると違うことが実感してもらえるはずです。
と最初に思ったとします。
少し使っていると引っかかる感覚は薄れていきます。
固い書き味はそのままで滑らかに書けるようになります。
万年筆で書くと字が上手くなったように感じる、と聞いたことはないでしょうか?
様々な理由がありますが、筆圧が一番大きな要因に挙げられると思います。
ボールペンとは違って、力のかけ方やペンの角度などが正しくないとインクが上手く流れだしません。
そのため書いているうちに自然と力が調節され、適切な書き方が身につきます。
字が上手く見えるのはこういった理由からだと思われます。
微妙な筆圧の変化で文字に抑揚がつきやすいために止め跳ね払いも綺麗に表現できますし、上達が目に見えて変わるので書くことがどんどん楽しくなると思います。
様々なペンを使って自分に合うものに出会えるのが一番ですが、最初の一歩にkakuno、preppy万年筆、ハイエースネオ万年筆の3点はとてもオススメです。
個性の違う3点なので、初心者の方はまずはこのあたりを使ってみれば自分の好みの傾向を把握できるのではないでしょうか?
新たな趣味への第一歩に繋がればと思います。