こんにちは、ゆえです。
先日こんなツイートをしました。
twitter裏垢の根底にある「承認欲求」を「マズローの欲求5段階説」に当てはめて考えるブログを作成中。今日もstayhomeが捗ります。
— ゆえ (@yue_ooo000ooo) April 25, 2020
裏垢の根底にある「承認欲求」を「マズローの欲求5段階説」に当てはめて考えるブログを作成中。今日もstayhomeが捗ります。
世の中の人のうち。
- ブログを書いたり
- Twitterでつぶやいたり
- Facebookに写真を投稿したり
- ヤフー知恵袋のQ&Aサイトで悩みに答えてあげたり
- 動画を投稿したり
そういった行動をとる人たちの多くには自己顕示欲、つまり承認欲求があると言われています。
誰しも自己顕示欲の為に裏垢をやっている?
それではしばしお付き合いください。
Twitterで裏垢をやる理由を【マズローの欲求5段階説】で考えてみる
マズローの欲求5段階説というのは、アメリカの心理学者アブラハムマズローという人が理論化したもので、上記のようなピラミッド型の図が有名です。
生理的欲求
生命を維持するための、食事・睡眠・排泄といった根源的な欲求です。
安全の欲求
安全に生きていくために、良い健康状態や、経済的安定を欲する欲求です。
生命の危機を回避するために、自分の身の安全につながるものを強く求めます。
ただ、日本の様な平和な国の場合、よっぽどのことがない限りは危険な状況には陥りませんので、生理的欲求や安全の要求を強く欲する人は少ないです。
所属と愛の欲求
自分が「社会や特定のコミュニティの一員である」と感じたいという欲求です。
安全を手に入れた人が、次に社会のコミュニティにおける自分の立ち位置を気にするようになります。
他人と違うことをして嫌われないだろうか?他人とうまくやっていけるだろうか?そういったことを強く思っているため、他人の意見に従ったり、流行にすぐ飛びつくといった行動が生まれます。
承認欲求(自己顕示欲)
社会のコミュニティにうまく属せると、次に「自分の存在を知ってもらいたい」「このコミュニティの中で価値ある存在として認められたい」という要求が生まれます。
この欲求は他者から尊敬されたり、注目を得ることによって満たされます。
例えば自分が発信した情報をきっかけとして、多くの人に絡んでもらいたいという欲求です。
自己実現の欲求
以上4つの欲求が全て満たされたとしても、人間は満足がいきません。
というのも、最終的には「自分が本当に表現したいもの」を求めて、あるべき自分の姿を手に入れようとするからです。
収入が減った私を支えて、夢を叶えてくれたのは沢山のパパでした。
自分が日ごろとっている行動は「自己顕示欲から生まれている」行動である
これはとても面白い心理分析だとは思います。
自分が日頃とっている行動が、自己顕示欲からうまれている行動ですとか言われたら。
確かに本当にその通りで、自分の行動を客観的に分析されて喜ぶ人などいません。
マズローの欲求5段階説の中に、所属と愛の欲求というものがありました。
その要求に関係しているのですが、実は人間って周りが盛り上がってるものに乗っかりたくなる心理があります。
それは祭りの心理とも呼ばれます。
祭りの心理とは?
これはお祭りがあると参加したくなるように。
- たくさんの人が楽しんでいるから自分も参加したくなる
- 世の中の楽しいことから置き去りにされたくない
と言った心理が関係しています。
みんながZOOM飲みをやっているからやるっていう考え方です。
Twitterの裏垢はまさに祭りの心理です。
祭りの心理は「バイラルコンテンツ」とも言います。
バイラルと言う言葉はvirus(ウイルス)と言う言葉が語源とされています。
つまり、バイラルコンテンツとは、ウイルスのように口コミが爆発的に広まるようなコンテンツの事を指します。
人気がある裏垢はお祭りコンテンツ
簡単に言えば、面白いアカウントほど「祭りの心理」と相性の良いコンテンツです。
- 笑い
- イケメン・美女
- 肌色画像
- オフ会・仲良し・共通のフォロワー
これは万国共通であり、たくさんの人が見ていることからも分かると思います。
つまり裏垢であろうと、ある程度笑える面白さというものが重要だと思います。
そして大体そのような面白いアカウントをの投稿を見た後って、思わず誰かにシェアしたくなりますよね。
裏垢については小難しいコンテンツをせっせと作るよりも、誰でも笑えるような「シェアしやすいような」コンテンツや画像をアップする方が得策だと思います。
余談ですが・・・。
ここ最近SNSでシェアされているのは。
- 星野源の家で踊ろう
- アベノマスク
- 芸能人の訃報
- 例のバ〇ブ完売
また余談ですが、小難しいコンテンツを見たい時ははてなブログがおすすめ
はてなブログには「はてなブックマーク」という機能があります。
はてなブックマークとは、現在日本国内で最も影響力のあるソーシャルブックマークサービスです。
ソーシャルブックマークとは、自分が気に入ってるサイトのリストをオンライン上に公開できるサービスのこと。
ブラウザのお気に入り機能などとは違い、他人のお気に入りのサイト情報などがを見ることができます。
はてなブックマークを使ってブックマークをされることを「はてぶされる」といい、サイトやページについた「はてなブックマークの数」を「はてブ数」と呼びます。
また、はてなブックマークには人気のエントリーのコーナーと、新着エントリーのコーナーがあり、この2つは直近で勢いがあるページが紹介されるコーナーで、公開されて間もなく「はてブ」をたくさん集めるような話題性のあるページが取り上げられることが多いです。
この2つのコーナーをチェックしておくと、ちょっと小難しい「今ネットで何が話題になっているのか」を知ることができます。
話を戻します。
マズローの欲求5段階説をもう少し深掘りします
人には当然ながら感情があります。
何かのコンテンツをシェアする時は、マズローの欲求5段階説における。
- 所属と愛の欲求
- 承認欲求
こちらが動機となっています。
その上で、人間には大きく分けて6つの感情があると言われています。
下記に超ザックリまとめますのでご覧ください。
痛みを伴わない心理
喜び
- うれしい
- 楽しい
- 笑える
- 感動する
- 幸せに感じる
- 爽快に感じる
- 安心する
- 満足する
痛みを伴う心理
悲しむ
- 失望する
- 情けないと感じる
- 辛いと感じる
- 後悔する
- 屈辱に感じる
- 落胆する
- 失望する
怒る
- 不愉快に感じる
- 文句を言う
- 叱る
恐怖・不安に思う
- 心配する
- 恐ろしいと感じる
嫌悪する
- 憎む
- 嫉妬する
- 飽きる
その他
- 驚く
- 感心する
- ショックを受ける
- 呆れる
そのため、痛みを伴わないコンテンツの方が積極的に使用されます。
面白裏垢コンテンツが共有しやすい理由
面白いコンテンツは喜びにつながるコンテンツであり、周りの人に笑を与え、幸せな気持ちにさせてくれるからです。
テレビのバラエティー番組なども、基本は笑や感動を意識した構成になっています。
視聴者が痛みを感じない構成になっていることで、多くの視聴者のハートをつかんでいるわけです。
そのため、特別な事情がない限りは、痛みを伴わないコンテンツを意識しながら、裏垢の運用を進めていくことが重要です。
シェアされやすい裏垢コンテンツのパターン
シェアのされやすさは、シェアする側の要求をどれだけ意識できるかで決まります。
自分のコンテンツのジャンル×シェアする側の欲求の刺激度=シェアのされやすさ
つまり「裏垢×肌色画像を見て欲しい人=シェア」
また、社会的認知度の高い言葉が含まれたコンテンツも、多くの人が注目させる効果があります。
社会的関心度と社会的認知度
社会的関心度
多くの人がそのジャンルにどれだけ関心を持っているかを示す指標です。
大きなジャンルでは、人間の3大欲求である食欲・性欲・睡眠欲、生活の3大要素である衣食住と言うジャンルが、社会的関心が高いといえます。
社会的認知度
その言葉やブランドがどれだけ認知されているかを示す指標です。
漫画やアニメの登場人物の映画、映画のタイトル、有名なアカウントなどは、社会的認知度が高いため、その言葉やアカウント名(メンション)が含まれているコンテンツは注目されやすいです。
社会的関心の高いジャンルをリストにしてみました
食欲
- グルメ
性欲
- 恋愛
- モテ
- 美人画像
- イケメン画像
- 肌色画像
睡眠欲
- 快眠
- 安眠グッズ
衣
- ファッション
- 服飾雑貨
- メイク
- ヘアスタイル
食
- グルメ
- レシピ
- お酒
- おいしい簡単
- お取り寄せ
- ノンアルコール
住
- インテリア
- 賃貸
- オフィス不動産
- デザイナーズ
- おしゃれ家具
- 便利収納
裏垢ではわかりやすさを徹底的に意識する
裏垢でも何でも、コンテンツマーケティングにおいては、このわかりやすさを徹底的に意識しなければなりません。
わかりやすくなれば、読んでもらえませんし、相手にされないからです。
このわかりやすさには、内容自体のわかりやすさと、「見やすさ」「読みやすさ」といった演出手法のわかりやすさがあります。
コンテンツをリリースする際は、どう演出すればもっとわかりやすくなのか?を常に考えるようにした方が良い気がします。
まとめ
- コミニケーションのきっかけになるコンテンツがシェアされやすい
- コンテンツをシェアする人たちの中には、このコンテンツを介して誰かとコミニケーションをしたいと考える人たちがいる
- シェアされるコンテンツを考える際は、シェアする人とその周りの人との間に、どんなコミニケーションを生み出したいかを意識する
Interestingなコンテンツを作る
ファニーな面白コンテンツは作り手のセンスが問われ、外したときのダメージが大きいが、interestingなノウハウ型コンテンツは中長期的に支持されやすいです。
みんなが興味を持つテーマやキーワードをコンテンツに含める
社会的関心の高いジャンルを使ったり、社会的認知度の高いキーワードを取り入れたコンテンツは、多くの人の自分事になりやすいため、興味を持ってもらいやすいです。