こんにちは、ゆえです。
先日こんなツイートをしました。
「80対20の法則」と言うものがあるのですが、これは事象の80%はそれに関わった人の20%によって達成されるというもの。割と最近こんな感じなのかなと思います。件のウイルスや医療介護の最前線の現場、そして裏垢を絡めてブログでも書きます。自分にしか出来ないジャンルを発信!!
— ゆえ (@yue_ooo000ooo) April 23, 2020
「80対20の法則」と言うものがあるのですが、これは事象の80%はそれに関わった人の20%によって達成されるというもの。割と最近こんな感じなのかなと思います。件のウイルスや医療介護の最前線の現場、そして裏垢を絡めてブログでも書きます。自分にしか出来ないジャンルを発信!!
伝染病は…。
- 病原菌を運ぶ人々
- 病原菌そのもの
- 病原菌が作業する環境
- その関数
こんな感じなのである。
そして伝染病の均衡状態が崩れ一気に広がっていく時は、そこに何らかの原因があり、なんらかの変化が該当エリアで生じていると考えられます。
この変化の要因については少数者の法則ともいえるかもしれません。
文字数多めですので、しばしお付き合いください。
80対20の法則から少数者の法則へ「感染」をスタートさせる特別な人々
経済学者はよく「80対20の法則」ということを口にします。
これはどのような状況にあっても、仕事量のほぼ80%はそれに関わった人の20%によって達成されるという考えです。
ここでいう「達成」とは、必ずしも良い意味での「達成」だけではありません。
一例を出すと
- 犯罪総数の80%は20%の犯罪者の手でなされている
- 20%のドライバーが全交通事故の80%を引き起こしている
- ビールを飲む人の20%が消費量の80%を占めている
- 裏垢男子の100人中20人が、1人当たり裏垢女子の4人と会っている
- 従業員が80人の会社の利益は20人の努力
これが伝染病の類、今で言うと新型コロナウイルス感染拡大の場合になると、80対20どころか、そのアンバランスさは極端になり、ごくわずかな人々が大半の「仕事」をしていると考えられる。
ここで言う仕事は「感染を広げる仕事」という解釈です。
そして、この場合彼らの際立っている特徴は以下の通り。
- いかに社交的か
- いかに活動的か
- いかに知識がないか
- いかに仲間内で影響力があるか
というような事柄で抜きんでていると思われます。
渋谷の流行の最先端を行く少数の若者たち、通常通り仕事の指示をする企業の管理者達の活動から、全国へ広まる社会的感染症へと飛躍しています。
このように広範囲に広めることになったことは、彼らもまた自分の人脈、勢力、熱狂、そして個性や考えを通じて、次から次へと仲間内で伝えていったと考えられます。
医療崩壊と介護崩壊は繰り返されている【HIVやSTD】
これがメディアで良く言われている「医療介護崩壊」です。
感染症の急速な蔓延は、ごく限られた特定の保菌者による「異常に精力的な活動」に由来している。
しかし感染症そのものを変化させる事態が生じた時にも、急激に伝播していくことがある。
HIVがヒトに伝播した時に歴史が変わった
少し古い話しですが、まさに上記のようなことがHIV感染症で起きたと言われています。
HIVはもともと猿の病気でした、それがヒトが猿を食べた事により現在のような人間の藤野病になりました。
- いつ猿から人間へ乗り換えたのか
- そしてその過程でこれほど危険なものになった
- 厳禁となったのかはいつの時点なのか
なぜなら免疫システムがそれを抑えているから。
しかし何らかの原因で免疫システムに異常が生じると、そのHIVに関わる病原菌は制御不能となり、肺炎など致命的な症状を引き起こすと言われています。
HIV患者に共通してみられる症状なので、そこにウイルスが介在していることの、ほぼ確実な証拠と考えられるようになりました。
つまり何が言いたいかと言うと、環境の条件や特殊性に大きく左右されるということです。
これは改めて言うまでもありませんが、問題はこの原則がどこまで応用できるかということであり、行動に影響を及ぼすのは天候のようなありきたりの要素ばかりではなく、ほんのちょっとした「一部の人々の微妙で予測しがたい要素」も、社会全体に作用しています。
SNSのデマと口コミ「伝染の威力について」
なぜ口コミが最強なのか?
アメリカ独立革命の話と、現代のコロナウイルスの口コミやデマ情報というのは同じぐらいの伝染力を持っています。
1775年アメリカ独立革命
アメリカ独立革命とは、イギリス軍の大規模な軍事行動とのことです。
ボストンに進軍し植民地指導者を逮捕する、その後に武器や地元の義勇軍が持っている軍事物資を押収する。
これがざっくり言うところのアメリカ独立革命です。
口コミの威力というのは今でこそよく言われていますが、アメリカ独立革命が口コミ文化の始まりと言われています。
どんな話かというと…。
この青年は馬に乗り、街から街へ夜通しその情報を言って回りました。
夜遅くにドアを叩いて、イギリス軍侵攻の知らせを広め、この知らせをさらに他の人々、またさらに他の人々にも広めるようにと伝えて回っていたそうです。
夜の22時から翌朝の9時まで、移動距離で言うと60km程度移動しながら情報を広めたと言われています。
内陸部に急襲を仕掛けた時、彼らが遭遇したのはとてもよく組織された青年たちが準備した植民地の軍だったそうです。
この成年の深夜の行動は、「口コミによる伝染」の最も有名な歴史的出来事と言われています。
非常事態を知らせる通報が極めて短時間のうちに遠距離まで伝わり、植民地全域に戦闘態勢が整ったということです。
マスク買い占めもSNSと口コミの伝染力によるもの
もちろん全てのSNSの口コミやデマ情報がこれほどセンセーショナルなわけではないが、マスコミが発達し高額な資金を投じた広告宣伝が珍しくない現代においても、口コミが人間の意思疎通の最も重要な形式であることは間違いなと思います。
最近何か買いましたか?
例えばあなたが最近食事をしたレストラン、あるいは最近買った家電製品、最近見た映画、何でもいいのです。
あなたがお金を気前よく使う時は…。
- 友人の勧めで決断を下す回数
- テレビCMを信じる回数
どちらが回数が多いでしょうか?
僕らはあらゆる種類の情報を他人に伝えながら生きていますし、そういう情報交換が口コミになっていますが、必ずしも伝染するとは限りません。
明らかに僕の力では口コミ伝染を誘発するには不十分だということです。
一方で、あまり歌も上手くなく演奏力もないバンドが、結成してから数ヶ月で武道館を満席にしているなんてこともよくある。
このように一気に勢いに乗るバンドや流行、デマやメッセージがあり、一方にそうでないものがあるのは一体なぜなのでしょうか?
Twitterにもいる「スーパーコネクター」フォロワーを繋ぐ媒介者の存在
口コミ伝染のポイントというのは、社会的伝染で重要な役割を果たす人物の存在です。
Twitterでフォロワーとフォロワーを繋ぐコネクター(媒介者)
Twitterの裏垢では、ユーザー同士はどのようにして結ばれているのか?という問題を考えていきます。
僕達は誰しも同時に活動していながら、自主的に活動している個々別々の社会に属しています。
そのため、SNSであれ現実世界であれ、それぞれを結ぶ絆は少なく距離が大きい。
しかし気がつくと共通のフォロワーが増えていたり、少したどれば共通のフォロワーに繋がったりわりと裏垢の世界は狭いと感じる。
関係の6段階分離という概念もあるように、大体Twitterでも現実世界でも、6人を辿れば世界中の人々に到達するという考え方です。
広範囲で多岐にわたる交友関係を持っているわけではない
つまり、フォロワーのフォロワーは、距離で言うと近接しているという要素が、互いに共通点があるという要素を上回っています。
Twitterで「何でフォローをしたのか?」聞いてみると、似たような思考があるかな?という答えがほとんどだと思いますが、しかしその似たような思考について詳しく確認すると、ただ単に思考が似ているという以上に、その二人が同じ活動をしているという共通点が多いことがあります。
それはいわゆる裏垢の活動も一緒です、年齢が離れていてもオフ会などで意気投合するなんてことはよくあります。
裏垢では、わざわざ友人を探し出すわけではないし、大きなSNSという空間を共有している人と自然に連携するということです。
スーパーコネクターという考え方
裏垢の話でも出てくるし、投資の話でも出てくる、ブログを書いているという話でも出てきたり、マニアックな趣味やゲームの話でも出てくる。
人脈があったり、やたら顔が広い人のことをスーパーコネクターと言ったりします。
これは必ずしも、フォロワーが1万人とか2万人の人だけでなく、フォロワー数が数百人数や千人の人でもスーパーコネクターと呼ばれる人がいます。
スーパーコネクターとなるための条件とはどのようなもの?
条件のひとつは言うまでもなく知り合いが多いということにあります。
この種の人々はとにかく顔が広い。
僕らの誰もがそういう人を知っているはずですが、僕たちはこの種の人々の重要性についてじっくりと時間をかけて考えてはいないと思います。
それどころか、そういう人がいくら顔が広いとはいえ、「本当に全ての人に通じているとは信じられないからだ」と思います。
多くの人が勘違いしてることとして、顔が広いとか人脈がある人の事ではないです。
というのは顔が広いとは言いません。
どれだけたくさんの人を知っているのではなく、どれだけたくさんの人から「知られている」というのが、人脈があるという定義だと思います。
そしてもう一つ。
スーパーコネクターの特徴は、ただ単に大勢の人に知られている、知っているというところではなく「どのような種類の人々なのか」というところも把握しているところです。
裏垢女子で具体例を考えていきます
例えば裏垢で、「会った事のある裏垢女子同士」というテーマで、6人をあげていくゲームをします。
「5人目まで上げた段階で6人目で1人目に戻す」と言うことが、スラスラ言える人。
- ぺろみさん
- ゆうかさん(ぺろみさんと会っている)
- はるさん(ゆうかさんと会っている)
- ちなつさん(はるさんと会っている)
- まりもさん(ちなつさんと会っている)
- ぺろみさん(まりもさんと会っている)
※実在しない人たちです
わかりにくいですが伝わりますか??
つまり①のぺろみさんは、345の方とは会った事は無いのですが、6人辿れば会えそうだし、フォローすれば恐らくフォロバしてくれるくらいの距離感だと思いません?
このような繋がりを、スラスラいえるのがスーパーコネクターと呼ばれる人です。
実際にやってみると3人目ぐらいで1人目に戻ってしまうのですが、そこをしっかりと5人目まで名前を出してから1人目に戻せるというところがポイントです。
こうやって名前を上げた時に、どういったくくり(テーマ)でも名前が出てくるという人物に突き当たることがあります。
多芸多才であり、高度な媒介性の一番の要因であり、これに恐らくある程度運の良さも要素に加わっていると思います。
何かよくわからないけど人が集まる場所になる人がいる
スーパーコネクターの場合、その多種多様な世界を融通無碍に行き来する能力は、その個性にもともと備わっている要素と、好奇心や自信、社交性、そしてエネルギーなどの複合的要素の関数だと思います。
そしてスーパーコネクターの最大の特徴は、アイデアがスーパーコネクターに近づけば近づくほど、より多くのバズりや富などの機会を得ます。
バズリ伝染の仕掛け人とでも言うと分かりやすいかもしれませんね。
コネクターは極めて社交的で人付き合いのいい人です。
- 映画の話もでき
- 音楽や芝居の知識もある
- はたまたハプバーの常連客でもあり
- アフィリエイターで商売人としても成功をしている
- 地元の自治会でも幹部として活躍し
- 有名人が集まるサロンにも顔を連ねている
事象の中心人物たるべき超人的な才能の持ち主です。
スーパーコネクターの近くには必ず情報の専門家もいる
スーパーコネクターだけが社会的伝染に関わっていると考えるのは早計ですし、このような天才は一人だけで成功していくというのは実は稀なことです。
コネクターには多くの友人がいて、どこからでも情報が入ってくるとも考えられるが、社会的伝染というものをじっくり観察して見るならば、私たちが他人と結びつくに渡って頼りにする人がいるのとちょうど同じように、新しい情報と結びつくときに頼りにする人もいる。
人脈の専門家がいるように情報の専門家もいる。
マーケティングの場面で使われる言葉ですが、例えばスーパーでとある商品の売り上げを伸ばしたいと思う時、その商品の前に「毎日低価格」というような販売促進のポップを貼り付けるとする。
別にその商品の価格を下げたわけではなく、ただ全面にPOPを貼るだけなのです。
しかしまるで価格を下げたかのようにその商品の売れ行きがどんどん伸びていくという現象が起きる。
よく考えてみるとこれは潜在的な情報の霍乱の一種であり、商品販売、特にスーパーマーケットの特売品の背後にある大前提は、消費者が価格に敏感だから低価格の商品を多く買い求め、高価格な商品にはあまり手を出さないということです。
しかし価格を下げなくても商品が売れるということがあるとすれば、スーパーマーケットは価格を下げようとしないと思います。
歯止めがかかっているのはなぜなのか?
「毎日低価格」などという無意味なポップで、消費者を騙そうとする販売戦略に一定の歯止めがかかっているのはなぜでしょうか?
その答えは「消費者の大半が価格を注意深く見ていないにも関わらず、ごく少数の人はそれを厳正にチェックし、もし適正でないと判断すればそれなりの行動を起こす」ということをどんなお店も心得ているからです。
誇大広告を出しすぎる店があればクレームが入るし、友人や知人に「あの店では買うな」などと言いふらす人々がいる。
こういう人が市場を構成にしています。
情報の専門家とは、他人の問題を解決することによって自分の問題、自分の感情的必要性を解決している人だと思います。
またまた話がそれましたので戻します
感染がスタートするに渡ってなぜ人が重要になるのでしょう?
アンテナがいろんなところに入っている人なのでしょう。
そういった人には口コミによる伝染を始動させるための知識と社交的技術が備わっています。
SNSという場では、利害を離れた個性的で専門的な意見に僕らは耳を傾けてしまいます。
情報通はデータバンクの役割を果たします。
そしてそこから伝播が始まる。
これがいわゆる専門家と呼ばれる人たち。
一見すると些細なことが大きな違いにつながるということがあるし、言葉にならない刺激が言葉による刺激と同じくらい、あるいはそれ以上に重要だということです。
何かを語るときに、それをとりまいている状況の方が、語られた内容よりも重要になる場合がある。
感情というものを、このように内から外へではなく、外から内へと向かうものとして捉えるなら、どうしてある特定の人が他人にあれほど影響を与えることができるのかを理解することにつながる。
すなわち感情や気分を上手に表現できる人は、他の人よりもはるかに感情の感染力が強いということです。
カリスマ的な人だけが自分の感情を相手に感染させることができます。